『ワン・バトル・アフター・アナザー』チェイス・インフィニティ、アカデミー主演女優賞にむけキャンペーン開始

『ワン・バトル・アフター・アナザー』でレオナルド・ディカプリオの娘を演じたチェイス・インフィニティが、アカデミー主演女優賞にむけ、キャンペーンを開始した。
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日本で10月3日より全国公開された同作は、ポール・トーマス・アンダーソンが脚本と監督を手掛けた逃げる側と追いかける側、それぞれが三者三様に入り乱れる壮大なチェイス・バトル。レオナルドとチェイスのほか、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラーら演技派が出演する。
レオナルド演じる元革命家ボブの娘ウィラを演じたチェイスは、米インディアナ州インディアナポリス出身の24歳。Apple TV+のテレビシリーズ『推定無罪』で注目を集め、本作で映画デビューを果たした。Varietyによると、レジーナとテヤナもオスカー候補と目されているが、いずれも助演女優賞であるため、チェイスは彼女たちと票争いを避けることが出来る。過去、映画デビュー作でオスカーを獲得した女優には、『メリー・ポピンズ』(1964)のジュリー・アンドリュースや、『ファニー・ガール』(1968)のバーブラ・ストライサンドらがおり、名優の仲間入りとなる可能性がある。
同作は現在、Rotten Tomatoesで批評家からの支持率95%、Metacriticでも95点を記録するなど高評価を得ており、来年3月に行われるアカデミー賞においては、14部門にノミネートされる見込み。14部門で候補入りとなれば、『イヴの総て』(1950)と『タイタニック』(1997)、『ラ・ラ・ランド』(2016)に並ぶ最多記録となる。また、レオナルドの主演男優賞、ショーンとベニチオの助演男優賞候補入りも確実視されており、演技部門で合計6人がノミネートされることが予想される。もし実現すれば、史上初の快挙となるそうだ。
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