手越祐也、“王子キャラ”及川光博と「似てる」と思っていたが実は…「自分は天然だけど、(及川は)養殖って」

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歌手の手越祐也が9日、都内で行われた『ぼくたちん家』第1話完成披露試写会に、及川光博、白鳥玉季と共に出席。本作が7年ぶりの連続ドラマ出演だと語り、感謝を口にした。
【写真】王子が2人! 及川光博&手越祐也、仲良し2ショット
本作は、現代にさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。恋のために家を買おうとする50歳の心優しきゲイ・波多野玄一を及川、玄一が偶然出会う、人生も恋も冷めきったクールなゲイの中学校教師・作田索を手越、中学3年生のヒロイン・楠ほたるを白鳥が演じる。
他キャストと共に拍手に迎えられて登場した及川は冒頭、観客席に向けて「ミッチーです! みんなで呼んでみよう、せーの!」と呼びかけ、「ミッチー!」の声援を浴びる。これに触発された手越、白鳥も「みんなで呼んでみよう!」と呼びかけ、会場は「祐也ー!」「玉ちゃーん!」と盛り上がった。
及川は、初共演となる手越について「テゴちゃんはさ、皆さんご存知だと思いますけど、パカーって笑うじゃん。本当に屈託のないというか、少年っぽいというか、本当にムードを明るくしてくれるんですよね」とコメント。一方で、自身については「大体、8時間以上働くとぐったりします。12時間超えると黙ります(笑)」と打ち明けた。
手越が「そんな瞬間よく見てます(笑)」と笑うと、及川は「すごい気配りしてくれるのね。テゴちゃんは。僕がぐったりしている時はそっとしておいてくれる」と報告。その理由を手越は「自分には自分のペースがあるじゃないですか。僕がまだ元気だからって、ミッチーがそういうわけではないし」と語った。
さらに手越は、本作での共演前の及川の印象を「常に隙のない王子であり、常にかっこいい。なんとなく自分の中イメージが、アクティブであり、ポジティブみたいな。僕もそっち系なので似ているのかなって思っていた」と告白。その上で、「いろんなインタビューを受けていたら、僕は割とこのまんま素で、天然でそのまんまやってるっていう感じなんですけど、(及川は)ご自身のことを“作られた養殖”みたいにおっしゃっていて」と自分に似ていると思っていたイメージからは意外な発言が飛び出したことを明かした。
イベントの終わりには、手越が「僕としては約7年ぶりに連続ドラマに出演させていただいた」と語り、「横にいるお2人はじめ、素敵なキャストの方々、スタッフの方々に囲まれて和気あいあいと、ワイワイしながら撮影をできる、充実した毎日を送れていることに心から感謝しています」としみじみ。そして「皆さんご自身が、いろんな夢だったり、やりたいことだったり、自分の個性を邪魔されることなく、そしてその自分を恥じることなく、堂々と胸を張って生きる。そういうようなメッセージも込められています」と本作に込められた思いを伝えた。
日曜ドラマ『ぼくたちん家』は、日本テレビ系にて10月12日より毎週日欧22時30分放送。