『果てしなきスカーレット』細田守監督過去6作の名シーンで紡がれた最新予告解禁 IMAX同時公開決定&ポスター到着

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細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』より、細田守監督過去6作品の“名シーン”で紡がれた本作の最新予告映像が解禁さ。IMAX(R)での同時公開も決定し、真っ白いドレスを身にまとったスカーレットが、儚げな眼差しで何かを見つめ、下に落ちているような、水中へ潜っているような幻想的なIMAXポスタービジュアルも解禁された。
【動画】歴代の細田守作品の名シーン・名セリフで紡がれバトンが渡る『果てしなきスカーレット』最新予告
本作のテーマは、“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の想いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、死者の国で再び、宿敵に復讐を果たそうとする物語だ。スカーレットの声を演じるのは、芦田愛菜。そして、芦田演じるスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖(ひじり)を岡田将生が演じる。
このたび、歴代の細田作品の名シーン・名セリフで紡がれたスカーレットの物語へとバトンが渡る、最新予告映像が解禁。
2006年の『時をかける少女』から始まり、3年に一度の“夏”を彩ってきた細田監督作品の登場人物たちは、心を震わせるセリフと自らの運命を切り開く姿で、観るものすべての背中をそっと押し、勇気を与えてきた。そしてこの“冬”、運命を切り開いていった過去の主人公らと並び立つように、復讐の旅路に身を投じながらも、己の運命を模索し、立ち向う新たな主人公・王女スカーレット(芦田愛菜)誕生へとつながる。
今回解禁になった最新予告映像は、細田監督の過去6作品『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『バケモノの子』(15)、『未来のミライ』(18)、そして『竜とそばかすの姫』(21)から“自ら運命を切り開く名シーン”で紡がれた、最新作『果てしなきスカーレット』へとバトンが渡されるような、胸打つ映像となっている。
さらに最新映像には、細田監督作品史上最も激しいアクションシーンが満載。次々と襲い掛かってくるスカーレットの復讐の相手、クローディアス(役所広司)の家臣らに対し、馬上で剣を振るう騎馬戦や、生身で剣や拳を交えるシーン、髪をつかまれながらも強い眼差しでクローディアスを睨みつけるシーンなど、“強いスカーレット”が色濃く映し出される。
一転、スカーレットの命を狙ってきたクローディアスの家臣の一人、ヴォルティマンド(吉田鋼太郎)から告げられる衝撃の真実。「知りたくないか、あの時(アムレット王処刑の時)俺は王のつぶやきを聴いた…!」―この言葉が、スカーレットの“復讐”という揺るぎない信念に波紋を広げる。
「父の託した願い」の存在を知った彼女の心は大きく揺れ動き、聖(岡田将生)の「君がもし今みたいじゃなく、もっと違う風に過ごしていたらどんなだろう?」という問いかけから、スカーレットは自身の可能性について考えるようになる。「父さんの敵をとるためだけに生きてきた。だけど…」と彼女が辿り着く運命の先には何が待ち受けているのか?
また、本作の公開日よりIMAXでも同時公開することが決定。全国60館で上映される。さらに、ティザービジュアルでも着用している、たくさんの花があしらわれた真っ白いドレスを身にまとったスカーレットが、儚げな眼差しで何かを見つめ、下に落ちていくような水中へ潜っていくような幻想的なIMAXポスタービジュアルも解禁。
映像制作最新鋭の技術を最大限に駆使したIMAXでは、床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンに映し出される鮮明な映像と、高精度なサウンドシステムが、地面を揺るがすような音で、スカーレットの戦いを臨場感いっぱいに響かせ、まるで自分が“死者の国”に存在しているかのような、没入感を体感できる映像体験が楽しめる。IMAXの上映劇場は公式HPにて。
なお、本作が第63回ニューヨーク国際映画祭・スポットライト部門に選出されたことを受け、細田守監督が現地時間10月7日、リンカーンセンターのAlice Tully Hallにて行われた映画祭の公式上映に参加。
本編の上映が終了すると、客席から大きな拍手が巻き起こり、監督が会場2階のバルコニー席からサプライズで登場。観客から監督にむけて大きな歓声が上がり、監督は胸に手をあてお辞儀をし、感謝の気持ちを伝えた。
その後、約20分間に渡る質疑応答Q&Aの時間が設けられ、会場に集まったファンは真剣に監督の話に耳を傾け、MCからの質問に1問1問丁寧に答えた監督に対し、観客からは再度大きな拍手が送られ、会場は温かい空気で包まれた。
映画『果てしなきスカーレット』は、11月21日公開。