サブリナ・カーペンターの“柔道着”パフォにリナ・サワヤマが苦言「畳の上で靴なんて刑務所行き」

関連 :
サブリナ・カーペンターが人気テレビ番組で、柔道をモチーフにしたパフォーマンスを披露。靴を履いたまま畳に上がるなどしたことを受け、日本出身のアーティスト、リナ・サワヤマが「文化に敬意を払う」よう求めた。
【写真】サブリナ・カーペンター、ミニ丈にアレンジした柔道着でパフォーマンス
現地時間10月18日に放送された『サタデー・ナイト・ライブ』で自身初のホスト兼ミュージカルゲストを務めたサブリナは、柔道着を彼女のシグニチャーであるミニ丈の衣装にアレンジし、足元には黒いハイヒールを合わせて登場。
「ノーバディーズ・サン」を歌う後ろで、柔道家にふんしたダンサーたちが、黒いスニーカーを履いたまま畳の上でダンスをするパフォーマンスを披露した。
この演出に反応したのが、日本生まれのシンガーソングライター、リナ・サワヤマ。19日にインスタグラム・ストーリーズを更新し「サブリナにビッグな愛を…だけどアーティストやクリエイティブチームの皆さん、誰もが分かる形で文化に触れるなら、どうかきちんとリサーチをして、相応しい敬意と配慮をお願いします。畳の上で靴を履くなんて刑務所行き」と綴り、苦言を呈した。
日本生まれのリナは、幼い頃に父親の仕事の関係でイギリスに移住。名門ケンブリッジ大学を卒業後、ロンドンを拠点に音楽活動をしている。ファーストアルバム『SAWAYAMA』が評価を得たものの、英国籍を保有していないことから同国の主要音楽賞にノミネートされず、英国レコード産業(BPI)が規定を見直すきっかけとなったことでも知られる。
音楽活動だけにとどまらず、2023年には映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』に出演したことも話題になった。今回の発言からも、グローバルな活躍をする中で、自分のルーツや文化に対して真摯な姿勢を貫いていることがうかがえる。