俳優の体に残る“謎の十字架の痕”、監督の家に現れた“神父の影” 『死霊館』撮影現場で起きた怪異

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公開中の映画『死霊館 最後の儀式』より、キャストや監督が撮影時に遭遇した超常現象を語るコメントと、本編映像<見たら最期…呪いの鏡編>が到着した。
【動画】『死霊館 最後の儀式』本編映像<見たら最期…呪いの鏡編>
10月17日より、シリーズ最大規模となる全国215の劇場/377スクリーンで公開された本作。シリーズ集大成としてこれでもかというほどの恐怖演出が詰め込まれており、日本全国の劇場から悲鳴が響き渡っている。その恐怖の根源は、やはり劇中の出来事が実話をベースにしているという点に他ならない。
プロデューサーのジェームズ・ワンは、過去作の撮影でも「邪悪なものが留まらないように、撮影前にカトリックの司祭が来てお祓いを行った」と語っており、 “本物”を扱うことへの慎重さを欠かさなかったという。それでもなお、現場ではキャストやスタッフが数々の超常現象を体験している。
「これまで何度も大きな跡が身体に残った」と語る主演のベラ・ファーミガは、本作の撮影時には太ももに“3つの十字架のアザ”が出現したそうだが、「こういうことはよくあるんです」と驚きのコメント。
さらにマイケル・チャベス監督も撮影期間中の恐怖体験を告白。当時イギリスで家族と滞在していた築200年の「The Old Vicarage(古い牧師館)」という屋敷で、娘が“神父のような人物”を見たと主張し、写真を撮ったという。チャベス監督は「僕はもともと疑り深いので『何も写ってないよ。パパには見えないよ』と言ったんだけど、娘は譲らなかった」と回想。
そしてある晩、1人で留守番をしていた際に2階から男の話し声が聞こえたそうで、「イギリスの緊急番号も知らず、とりあえず暖炉の道具を持って2階へ向かいました。二人の男が話す声がはっきり聞こえたので怖かったんですが、進み続けました。3階建ての不思議な造りの家で、一部屋ずつ調べたけど誰もいない。すると突然声は止んだんです。最初は『強盗じゃなくてよかった』と安堵したんですが、次の瞬間、『いや、絶対に声はした』と確信したんです。あれは本当に霊だったと今でも思っています」と断言。声だけが消えたというその恐怖体験は、監督自身を“超常現象を信じる側”へと変えてしまったようだ。
本作には、実際の事件に基づく“実録音声”も登場するが、今回関わったキャストやスタッフも実際に超常現象を体験していたことが明らかに。このようなフィクションでは決して描けない「現実の恐怖」を題材にしていることが、ホラーファンをも唸らせる“本物の恐さ”を生み出している。
最終章は、1986年にアメリカ・ペンシルベニア州で実際に起こったスマール家事件をベースにしている。一家のもとに持ち込まれた“呪いの鏡”が人知を超えた超常現象を引き起こし、スマール家やウォーレン夫妻に次々と恐るべき災厄をもたらしていく。
今回到着したのは、そんな“呪いの鏡”の恐ろしさを目の当たりにできる本編映像<見たら最期…呪いの鏡編>。映像では、スマール家の父親とウォーレン夫妻の夫・エドが、あまりにも危険な鏡を家の外へ運び出そうと奮闘する姿が描かれる。“呪物には直接触れてはならない”という鉄則、そして“決して鏡をのぞいてはならない”という禁忌を守るため、2人は手袋を着用し、鏡に布をかけてベルトで厳重に固定。細心の注意を払いながら運び出そうとするが、異常な重さと足場の悪さに苦戦する。
そして突如ベルトが外れ、布が飛ばされてしまう。エドが「見るな!見ちゃダメだ!」と必死に呼びかけるも、父親は思わず鏡をのぞき込んでしまう。そこに映っていたのは、紛れもなく“あれ”の姿。次の瞬間、父親は「女がいる…見たんだ」と取り乱し、想像を絶する災厄が降りかかる。鏡に映る“あれ”を見た者は、誰もが安全ではいられないかもしれない…。
さらに今回、10月10日に開催され好評を博した“悪魔オールナイト”の第二弾「ハロウィンに悪魔オールナイト」を、ハロウィン当日の10月31日に109シネマズプレミアム新宿で行うことが決定。最新作『死霊館 最後の儀式』の上映に加え、『死霊館のシスター』、『アナベル 死霊博物館』、『死霊館のシスター 呪いの秘密』の全4作品を、全方位から迫る恐怖を体感できるSCREENXで上映する。当日は第一弾に引き続き、アナベルもご来場。仮装での参加も可能だ。
映画『死霊館 最後の儀式』は上映中。