『ハリポタ』ダニエル・ラドクリフ、一人芝居でブロードウェイに復帰
映画版『ハリー・ポッター』のハリー役で知られるダニエル・ラドクリフが、一人芝居『Every Brilliant Thing(原題)』で、来春ブロードウェイにカムバックすることが分かった。
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ダニエルは、2007年にピーター・シェーファーによる心理劇『エクウス』でブロードウェイデビューを果たし、2023年にジョナサン・グロフやリンゼイ・メンデスらとともに出演した『メリリー・ウィー・ロール・アロング』のリバイバル公演で、自身初のトニー賞を獲得。ほかにも、『ハウ・トゥー・サクシード』や『イニシュマン島のビリー』、『The Lifespan of a Fact(原題)』など、数々の舞台に出演している。
Varietyによると、ともにイギリス出身のダンカン・マクミランとジョニー・ドナフーが手掛けた『Every Brilliant Thing』は、自殺願望のある母親を元気づけるため「良いこと(Brilliant Thing)」をリストアップする男性の物語。Edinburgh Festival Fringeで初演されたのち2014年にオフブロードウェイで上演。以来80か国以上で上演され、現在もロンドン・ウェストエンドで、ミニー・ドライバー主演で公演が行われている。また2016年には、HBOでテレビ映画化もされた。
一人芝居を謳うが、観客参加型の舞台だといい、マクミランは「どのパフォーマンスも独特かつ予測不可能で、主演俳優には卓越した技巧が求められる」と指摘。ダニエルを「知性があり頭の回転が速く、魅力的で、舞台が招く突発的な瞬間にも臨機応変に対応できる」と称賛。「ある時は道化を演じ、次の瞬間に観客の心を掴む。彼には人間として深みがあります。公演が待ちきれません」と語った。
ダニエルの出演する『Every Brilliant Thing』は、ブロードウェイのハドソン劇場にて2026年2月21日からプレビュー公演が行われ、3月12日から5月24日まで本公演が行われる予定。

