コリン・ファレル、 『マイノリティ・リポート』でトム・クルーズを不満にさせた最悪の出来事を振り返る
 
      
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ドラマ『THE PENGUIN‐ザ・ペンギン‐』や映画『イニシェリン島の精霊』で知られるコリン・ファレルが、2002年公開の『マイノリティ・リポート』で共演したトム・クルーズ相手にやらかしてしまった最悪の出来事を振り返った。
【写真】「マイノリティ・リポート」フォトギャラリー
   同作は、予知能力者プリコグの情報を基に、犯罪を未然に防ぐシステムが実用化された近未来を舞台にした作品。スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、トムが主演。アイルランド出身のコリンが世界的にブレイクするきっかけとなった。
 10月28日放送のトーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア』に出演したコリンは、トムやスピルバーグ監督、音楽を手掛けたジョン・ウィリアムズの作品を観て育った自分にとって、「どでかい」経験だったとコメント。その上で、「最悪の一日」となったという失敗談を明かした。
 コリンによると、「一体自分を何様だと思っていたのか」、撮影中に誕生日を迎えた彼は、当日に休みを要求。当然聞き入れてもらえなかったものの、前日に飲み明かしたそうだ。「前の晩は色々バカをした」というコリンは寝坊をし、迎えの車でトレーラーにたどり着いたものの、酷いありさまだった模様。助監督から、「こんな姿で撮影に行ってはダメだ」と止められたそうだ。
 そこでコリンは、たばことメキシコ産ビールで景気づけすることを決意。「ビールを2~3杯飲んで」から撮影の臨んだが、結果は「最悪」だったという。「あの日言えなかったセリフは一生忘れない。『皆さん犯罪予知システムの根本的な矛盾を理解していると思います』というセリフから始まるシーンだった」と振り返る。休憩を挟もうとアドバイスされても、戻った時に余計プレッシャーがかかると思い、ひたすら続けたそうだ。「結局46テイクもかかった。トムには歓迎されなかったよ!」と語った。
 なお『マイノリティ・リポート』は、コリンとトムのほか、サマンサ・モートンやマックス・フォン・シドー、ニール・マクドノー、スティーヴ・ハリスらが出演。世界で3億5000万ドル以上の興行収入を記録した。

 
       
          
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					
