DC新作映画『スーパーガール』出演俳優に懲役6ヵ月 無免許運転で
来年公開予定のDC映画『スーパーガール』やNetflix映画「オールド・ガード」シリーズ、『リリーのすべて』などに出演するベルギー出身の俳優マティアス・スーナールツが、無免許運転で懲役6ヵ月の判決を宣告された。
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Deadlineによると、マティアスは2021年に運転禁止処分を受けていたにもかかわらず、2024年に有効な免許証を持たずにバイクを運転したとして、2件の違反行為を問われていたようだ。裁判所に出廷しなかったため、欠席裁判で6ヵ月の懲役と4000ユーロ(約72万円)の罰金、新たに1年間の免許停止の判決を受けたが、裁判所の広報担当者の話では、実際にマティアスが服役する可能性はほぼないという。
またDeadlineが伝えたベルギー国営通信社の報道によると、マティアスはこれまで11回も道路交通法違反で有罪判決を受けており、先月もベルギーのペルトで無免許運転と呼気検査拒否で検挙され、車両がレッカー移動される際「攻撃的な態度」を取ったため、警察に数時間拘束された模様。この件については、現在調査中だとされる。
マティアスはアカデミー賞外国語映画賞候補となった『闇を生きる男』(2011)で注目を集め、アリシア・ヴィキャンデルがアカデミー賞主演女優賞を獲得したトム・フーパー監督の『リリーのすべて』や、ジャック・オーディアール監督の『君と歩く世界』、ルカ・グァダニーノ監督の『胸騒ぎのシチリア』、デヴィッド・O・ラッセル監督の『アムステルダム』、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『ザ・ランドロマット ‐パナマ文書流出‐』などに出演。『続・荒野の用心棒』を新たにドラマ化した『ジャンゴ ザ・シリーズ』では主演を務めた。
2026年6月26日にアメリカ公開を予定している『スーパーガール』では、ヴィランのイエロー・ヒルズのクレムを演じている。

