ゴールデン・グローブ賞<テレビの部>『ホワイト・ロータス』が最多6部門、エミー賞総なめ『アドレセンス』が次点
現地時間12月8日、第83回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表され、HBOの『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』が最多6部門にノミネート、エミー賞を総なめにしたNetflixの『アドレセンス』が5部門と続いた。
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ドラマ部門で最多ノミネートを記録した『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』は、高級リゾートを舞台にしたブラックコメディドラマ。当初はリミテッドシリーズとして制作されたが、好評を受けてアンソロジーシリーズとしてシーズンが更新され、シーズン3ではタイを舞台に描かれた。
続く『アドレセンス』は、少年犯罪をワンカットで描いた衝撃作。リミテッドシリーズ&アンソロジー、テレビ映画部門作品賞ほか、スティーヴン・グレアムが主演男優賞、エリン・ドハティが助演女優賞、オーウェン・クーパーが助演男優賞にノミネートされた。最年少でエミーを獲得したオーウェンが受賞すれば、再び最年少記録を作ることになる。
授賞式は現地時間2026年1月11日に開催される予定。
<テレビの部>主な候補者・候補作品は以下の通り。
■作品賞(ドラマシリーズ)
『ザ・ディプロマット』
『ザ・ピット』
『Pluribus(原題)』
『セヴェランス』
『窓際のスパイ』
『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
■作品賞(コメディー/ミュージカルシリーズ)
『アボット エレメンタリー』
『一流シェフのファミリーレストラン』
『Hacks(原題)』
『こんなのみんなイヤ!』
『マーダーズ・イン・ビルディング』
『ザ・スタジオ』
■作品賞(リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画)
『アドレセンス』
『All Her Fault(原題)』
『BEAST -私のなかの獣-』
『ブラックミラー』
『人生の最期にシたいコト」
『ザ・ガールフレンド~あなたが嫌い~』
■女優賞(ドラマシリーズ)
キャシー・ベイツ 『Matlock(原題)』
ブリット・ロウワー 『セヴェランス』
ヘレン・ミレン 『モブランド』
ベラ・ラムジー 『THE LAST OF US』
ケリー・ラッセル 『ザ・ディプロマット』
レイ・シーホーン 『プルリブス』
■男優賞(ドラマシリーズ)
スターリング・K・ブラウン『パラダイス』
ディエゴ・ルナ『キャシアン・アンドー』
ゲイリー・オールドマン 『窓際のスパイ』
マーク・ラファロ『TASK/タスク』
アダム・スコット 『セヴェランス』
ノア・ワイリー『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』
■女優賞(コメディー/ミュージカルシリーズ)
クリステン・ベル 『こんなのみんなイヤ!』
アヨ・エデビリ 『一流シェフのファミリーレストラン』
セレーナ・ゴメス 『マーダーズ・イン・ビルディング』
ナターシャ・リオン 『ポーカー・フェイス』
ジーン・スマート 『Hacks(原題)』
■男優賞(コメディー/ミュージカルシリーズ)
アダム・ブロディ 『こんなのみんなイヤ!』
スティーヴ・マーティン 『マーダーズ・イン・ビルディング』
グレン・パウエル『チャド・パワーズ 人生コンバート大作戦』
セス・ローゲン『ザ・スタジオ』
マーティン・ショート 『マーダーズ・イン・ビルディング』
ジェレミー・アレン・ホワイト 『一流シェフのファミリーレストラン』
■女優賞(リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画)
クレア・デーンズ 『BEAST -私のなかの獣-』
ラシダ・ジョーンズ 『ブラック・ミラー』
アマンダ・サイフリッド 『ロング・ブライト・リバー』
サラ・スヌーク『All Her Fault(原題)』
ミシェル・ウィリアムズ 『人生の最期にシたいコト』
ロビン・ライト 『ザ・ガールフレンド~あなたが嫌い~』
■男優賞(リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画)
ジェイコブ・エロルディ 『奥のほそ道 ‐ある日本軍捕虜の記憶‐』
ポール・ジアマッティ 『ブラック・ミラー』
スティーヴン・グレアム『アドレセンス』
チャーリー・ハナム『モンスター: エド・ゲインの物語』
ジュード・ロウ『ブラック・ラビット』
マシュー・リス『BEAST -私のなかの獣-』
■助演女優賞
キャリー・クーン 『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
エリン・ドハティ『アドレセンス』
ハンナ・エインビンデル 『Hacks(原題)』
キャサリン・オハラ『ザ・スタジオ』
パーカー・ポージー『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
エイミー・ルー・ウッド 『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
■助演男優賞
オーウェン・クーパー『アドレセンス』
ビリー・クラダップ 『ザ・モーニングショー」
ウォルトン・ゴギンズ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
ジェイソン・アイザックス『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
トラメル・ティルマン 『セヴェランス』
アシュリー・ウォルターズ 『アドレセンス』
■スタンドアップコメディーパフォーマンス賞
ビル・マー 『BILL MAHER: IS ANYONE ELSE SEEING THIS?(原題)』
ブレット・ゴールドスタイン 『BRETT GOLDSTEIN: THE SECOND BEST NIGHT OF YOUR LIFE(原題)』
ケヴィン・ハート『ケヴィン・ハートのそれなりのオトナ』
クメイル・ナンジアニ 『KUMAIL NANJIANI: NIGHT THOUGHTS(原題)』
リッキー・ジャーヴェイス『リッキー・ジャーヴェイスのどうせ皆死ぬ』
サラ・シルヴァーマン『サラ・シルヴァーマンのサヨナラを振り返る』

