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スカーレット・ヨハンソンの監督デビュー作『エレノアってグレイト。』が日本上陸 ポスター&特報映像解禁

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映画『エレノアってグレイト。』ポスター
映画『エレノアってグレイト。』ポスター(C) 2025 ELEANOR INVISIBLE FILM, LLC AND TRISTAR PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

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スカーレット・ヨハンソン

ジューン・スキッブ

 第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品された、スカーレット・ヨハンソンの監督デビュー作『Eleanor the Great(原題)』が、邦題『エレノアってグレイト。』として6月12日より全国順次公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルと特報映像、メイン写真が解禁された。

【動画】『エレノアってグレイト。』特報映像

 長年連れ添った親友のベッシーが亡くなり、心にぽっかりと穴が空いてしまったエレノア。疎遠な家族も相手にしてくれない。そんなある日、気軽なお茶会のつもりが、ホロコースト生存者の自助グループに迷い込んでしまう。

 「今日だけの嘘」と、その場しのぎで語り始めたのは、ホロコーストの記憶を語っていた亡き親友ベッシーの半生だった。激動の半生に感銘を受け、エレノアに近づいたジャーナリスト志望の学生ニナ。新たな友情に心躍るエレノアをよそに、悪気のない嘘はひとり歩きし、大騒動へと発展してしまう…。

 底なしに明るい老婦人と、母を亡くした学生が「嘘」をきっかけに出会い、人生の再スタートを切る。多文化共生の街ニューヨークを背景に、世代や文化を超えた友情を描いた愛すべき本作は、スカーレット・ヨハンソンの長編映画初監督作品だ。近しいからこその家族との確執、老いと若さ、ホロコーストの記憶、語り伝えるという行為、そして何より普遍的な人間同士の絆を、ユーモアとウィットに富んだ演出で軽やかに映し出している。

 この“分断の世紀”と呼ばれる現代に、ヨハンソンが問い掛ける、やさしさあふれる心の交流。右を向けば敵か味方か、左を向けば正論に論破される――そんな息苦しい時代に、パワフルなエレノアの姿を観れば、「グレイト」とつぶやいて心も体もきっと柔らかくなっていることだろう。この初監督作品は、ニューヨークを愛し活発に活動したユダヤ人女性である祖母ドロシー・スターンに捧げられている。

 ヨハンソンは、カルト的な人気を博し、近年のリバイバル上映でも大ヒットを記録した『ゴーストワールド』や、日本を舞台にした『ロスト・イン・トランスレーション』で俳優として大ブレイク。その後も数々の作品に出演し、アカデミー賞を含む多くの映画賞にノミネートされるなど活躍を続ける、説明不要のハリウッド俳優だ。近年ではマーベル作品のナターシャ・ロマノフ役でお茶の間にも浸透し、キャリア初のホラー映画主演となる『エクソシスト』新作の公開も控えている。

 2017年にはプロデューサー仲間とともにThese Picturesを設立し、本作ではプロデュースも兼任した。実生活でも信念のある発言が称賛を浴びることの多いヨハンソンだが、本作では自身やその家族のルーツであるユダヤ・カルチャーを背景に、悲しみの経験を友情の物語へと昇華した。

 型破りで反骨精神にあふれる老婦人エレノアを演じるのは、御年96歳にしてまさにキャリアの絶頂期を迎えているジューン・スキッブ。1950年代から舞台俳優として活動し、1990年に『アリス』で映画俳優デビュー。その後も数々の名作に出演し、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』ではアカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた。2024年の『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』では、当時93歳で初の主演に抜てきされ、サンダンス映画祭で話題を呼び、日本でも大ヒットを記録したことは記憶に新しい。

 エレノアと友情を深めるジャーナリスト志望の学生ニナを演じるのは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』、マーベル・スタジオのテレビシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、『28年後...』や続編『28年後... 白骨の神殿』などに出演するエリン・ケリーマン。バラエティ誌の「注目すべき10人のイギリス人」の1人にも選ばれた新進気鋭のスターだ。

 また脇を固める俳優陣も豪華だ。ニナの父でカリスマ的なニュースキャスターのロジャーを演じるのは、ローレンス・オリヴィエ賞をはじめ数々の賞を受賞するオスカー俳優キウェテル・イジョフォー。エレノアの疎遠になっている娘でシングルマザーのリサを演じるのはジェシカ・ヘクト。エレノアの親友ベッシーを演じるのはリタ・ゾーハー。本作のベッシーと同様、ゾーハーもホロコースト生存者である。

 撮影監督は、世界各国の作品で活躍するエレーヌ・ルヴァール。プロダクションデザイナーにハッピー・マッシー、音楽にダスティン・オハロランと、第一線で活躍するスタッフが集結した。監督のスカーレット・ヨハンソンとともに、観光地とは違う、“これぞ生活の中のニューヨーク”というリアルさを追求している。

 さらに特筆すべきは、長編映画の脚本を初めて手がけたトリー・ケイメン。95歳にしてフロリダからマンハッタンへ大陸横断の引っ越しを成し遂げた自身の祖母や家族の歴史を基に、8年かけて書き上げられた渾身の一作だ。そんな脚本に惚れ込んだヨハンソンは、初めての監督を務めることを決意した。ケイメンは、バラエティ誌の「2024年注目すべき脚本家10人」のひとりにも選ばれている。

 映画『エレノアってグレイト。』は、6月12日より全国順次公開。

『エレノアってグレイト。』特報

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