坂口健太郎、フジテレビ10月期ドラマ『kiDnap GAME』主演 妻を誘拐されゲームの出場者になる刑事役
■坂口健太郎(新出敏郎役)
◆本作の出演オファーを受けた時の感想をお聞かせください。
正直なことを言うと、最初は規模感やドラマの世界感を聞いて、“これ本当に撮れるのかな”と思いました。台本の打合せなどをさせていただくうちに、現実味を帯びてきました。今は配信作品も増えて国の垣根が低くなってきているとは思いますが、それでもアジアの複数都市を舞台にしていることや、いろんな場所でいろんな人の想いが交錯するのが面白いなと思いました。
◆台本を読まれていかがでしたでしょうか。
監督から、新出という役柄では”怒り“の感情を象徴的に描きたいと言われたんですが、怒りって自分の中にあまり持っていなくて。声を荒げたり体の動きで怒りの表現ってわかりやすく簡単に見えるけど、静かな怒りを連続ドラマで持続させなければならないし、その中にも新出が抱える悲しみも見せなければならないので、難しい挑戦だなと思いました。
◆新出を演じるにあたり、準備されたことや、心がけたことはありますでしょうか?
捜査で走り回ったり闘うシーンも出てくるので、少し体重を増やしたり、トレーニングをしたり準備しました。心掛けたことは、新出は笑っているシーンって本当に数少なく、緊張感のある場面が多いのですが、今回は海外の俳優の方々とのお芝居もあるので、言葉の壁があるからこそ、彼らが現場に入って来たときには、良い状態の現場にしておきたいなと常に思っていました。シリアスな場面が多い中で、張り詰めすぎていない、柔らかい空気がある現場であるよう心掛けていました。
◆放送を楽しみにしている視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。
こういう新しさのある作品を、日本で作って生み出すことって、大げさかもしれませんが大きな一歩だと思っています。難易度の高い挑戦ではありますが、挑戦的な作品に携われるのはとてもありがたいと思います。極限状態で見える人の感情を描きながら、ダイナミックな映像も見られると思いますので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
■加藤裕将(プロデュース・演出/フジテレビ)
坂口さんとは、いつかご一緒したいと思っていましたし、今回、この企画が成立した時に、最初に思い浮かんだのが坂口さんでした。それは坂口さんが海外でも活躍されている世界レベルの俳優であることもありますが、何より、新出敏郎というキャラクターをともに作っていきたいと思ったからです。
幸いにして、クランクイン前から坂口さんと何度もディスカッションを重ねることができました。一瞬たりとも気が抜けない過酷な状況の中で、必死に愛する人を助けるために、非情なゲームに立ち向かう坂口さんの姿はまさにイメージしていた新出敏郎でした。ラストの坂口さんの圧巻の芝居が今でも脳裏に鮮明に焼き付いています。

