忽那汐里主演、Netflixシリーズ『寄生獣 ーTAMIYAー』制作決定 田宮良子ビジュアル解禁
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■企画・脚本:ヨン・サンホ
――今の時代に、田宮の視点を通してどのような世界を描き伝えたいと思いましたか?
原作における田宮良子というキャラクターは、本当に魅力的なヴィランです。自身の存在論自体に悩み、原作『寄生獣』を単純なヒーローものの少年漫画ではない、より深みのある作品へと昇華させてくれたキャラクターでもあります。この魅力的なキャラクターを通して、『寄生獣』の物語を伝えたいと思いました。人間と寄生生物の共存、そして寄生生物の生存について、絶え間なく思考・葛藤を続け、時には失敗し、徐々に気づきを得る田宮良子を描きたかったのです。そんな田宮良子の苦悩こそが『寄生獣』の真髄(エッセンス)だと思っています。
――主人公・田宮に忽那汐里さんを抜擢した理由を教えて下さい。
原作の田宮良子は、人間としては20代の教師です。忽那さんは、日米を活動の舞台に幅広いお芝居を見せてくれただけでなく、アメリカの映画やドラマでSFというジャンルに対する理解度が深い俳優だと思いました。結果、忽那さんが作り出した田宮良子に対する満足度は計り知れないものでした。
本作では、寄生生物に寄生される前の人間・田宮良子から、パラサイトになった田宮良子、そして周囲の人物と関わりながら苦悩・葛藤する田宮良子まで、すべての姿を描いています。きっと忽那さんも役者として大きな挑戦だったのではないでしょうか。人間ではない存在が、人間と自分の存在を理解する過程を、素晴らしいお芝居で演じ切ってくれたと思っています。
――監督に柿本ケンサク氏、中川和博氏を抜擢した理由、期待すること、撮影を通して感じられたお2人の印象を教えて下さい。
柿本ケンサク監督は、センスのいい音楽と映像演出において抜群の実力を持っている監督です。柿本監督が、ボディスナッチャージャンルの最高峰とも言える『寄生獣』という作品をどのように映像として設計し描き出すか、とても楽しみにしていました。そして、実際に完成された『寄生獣 ーTAMIYAー』は、期待以上のものになったと思います。
中川和博監督は、これまで数々の作品で共同脚本や演出家として活動し、ストーリーの核となる部分を作り出すことに長けている監督だという印象でした。また中川監督の作品を見ると、ショットの構造や演出が素晴らしいと感じています。だからこそ、違うスタイルを持った2人の監督がコラボレーションして誕生した本作がとても楽しみです。
――撮影を終えて編集中かと思いますが、手応えはいかがですか? 本作品を待っている視聴者に向けてメッセージをお願いします。
『寄生獣』は、これまで実写映画、アニメ、そして韓国での実写ドラマと、さまざまな形で映像化されてきた伝説的な漫画です。この不朽の名作に2回も携わることができ、非常に光栄に思っています。現在編集中の本作は、ストーリー、撮影、アクション、演出、すべてにおいて、これまでの作品とは違った新しい作品になっています。監督2人のビジョンがしっかりと反映されており、同時に原作に対するリスペクトもきちんと詰まっています。視聴者の皆様には、ぜひ楽しみにしていていただきたいです。
