『深夜食堂』小林薫「突然再開すると聞いて嬉しい驚きでした」 海外人気にびっくり「不思議だな」
ドラマ『深夜食堂』の新シリーズ『深夜食堂6』(MBS・TBSほか/毎週火曜深夜)の初回放送(10月20日)を前に、主演の小林薫が外国特派員記者会見に登壇した。
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■ブランクを感じさせない現場 和気あいあいとやれて楽しかった
全世界シリーズ累計発行部数900万部突破、日本を代表する国民的「食」コミックとして知られる安倍夜郎の同名コミックを原作に、2009年小林薫主演でドラマ化された本作。以降、深夜ドラマながら国外でも反響を呼び、2011年には『深夜食堂2』、14年には『深夜食堂3』と人気シリーズ化。2016年からは、Netflixオリジナルドラマとして『深夜食堂4』『深夜食堂5』が制作され、世界190ヵ国でストリーミング配信中。さらに、『映画 深夜食堂』(松岡錠司監督)『映画 続・深夜食堂』(松岡錠司監督)として2度の映画化、その人気は日本国内にとどまらず世界中のファンを魅了してきた。
そして、前作から7年ぶりにスタッフ・キャストが再集結しておくる『深夜食堂』新シリーズが、今秋放送となる。
会見で小林は、「ドラマ深夜食堂のキャストを代表して感謝申し上げます」とあいさつし、早速、会場からの質問に答えた。
――海外で人気が出た理由はどう思いますか?
小林薫(以下、小林):実感としてはあまりないのですが、2009年でドラマの放送をしたときに、1〜2話が出てすぐ、海外では海賊版で観られていると聞いて、とてもびっくりしました。その国の字幕が出ているものが出回っているようで、それは僕の経験ではなかったことなので、海外の方にもウケているんだなと驚きました。
――7年ぶりの新シーズンということで、やると聞いた時の率直な気持ちと、撮影に入る前にブランクを感じましたか?
小林:僕たち演者も噂も出なかったので、突然再開すると聞いて嬉(うれ)しい驚きでした。「深夜食堂」に関しては予算の都合もあって、スタジオをどこにするかが毎回大変なテーマなんです。映画スタジオを借りると高いので(笑)、倉庫をスタジオ代わりにしてセットをつくりあげているので、スタッフの方もたくさん探されたと思います。1月の末に撮影をスタートしたので、えらい現場が寒かったのを覚えています。ただ、僕らキャストもスタッフもブランクを感じさせない現場でして、あのセットの中に入ると時間を忘れて、和気あいあいとやれましたし楽しかったです。
――このブランクの間にコロナ禍があって、深夜食堂で描かれているようなあたたかみのある食事ができませんでしたが、小林さん自身は「食の体験」をどう感じられていますか?
小林:コロナ禍には、カウンターのお店は1席ずつあけてくださいというような指示もあって、今回「深夜食堂」が再開するにあたって、コロナ禍で店を再開するというシーンがあって、アクリル板が立っていた景色が懐かしいねという人もいて、「こういう素材だった」とか色々なリアクションがありましたね。人って懐かしんだりするもんだなと思っていました。
小林:「深夜食堂」のドラマの話だけではないですが、親しい人と外で会えなくなるというのは寂しいことだと思うので、事態が落ち着いて、ドラマが再開できことは嬉しいことだなと思いますね。
――「小腹も心も満たします」というコピーがありますが、小林さんとして何かもうひとつ足したい、満たされるものはありますか?
小林:「小腹も心も満たします」に尽きるんだろうなと思います。常連客がよく集まるようなお店である過剰なサービスではなくて、引き算が効いているマスターでして、何かそれ以上満たすものを持っているかと言われるとない気がします。
――今回のシーズンでの特徴的な、バージョンアップした事は何ですか?
小林:年齢がアップしました。7年分歳を取っていますので…(笑)。その年をとった分、改めてみなさん愛すべき人だなという思いが強くなったと思います。
