沢田研二主演『太陽を盗んだ男』令和版新ビジュアル公開 47年前のオリジナル予告編も4Kで復活
沢田研二主演、菅原文太共演の映画『太陽を盗んだ男/4Kデジタルリマスター』より、静かな狂気を放つ令和版新ビジュアルが解禁。あわせて、本編と同等のクオリティで4Kデジタルリマスター化された当時の予告編と、撮影時の秘蔵スナップ写真も公開された。
【動画】沢田研二×菅原文太! 4Kでよみがえる『太陽を盗んだ男』オリジナル予告編
1979年10月6日、日本映画史に強烈なインパクトを残した伝説的傑作『太陽を盗んだ男』が封切られた。各映画賞を総なめにし、今なお熱烈に支持され続ける本作が、4Kデジタルリマスターでスクリーンによみがえる。
このたび、オリジナル版の劇場公開から47年を迎えた10月6日に合わせ、静かな狂気を放つ令和版新ビジュアルが解禁。あわせて、当時のオリジナル予告編も本編と同様に4Kデジタルリマスター化され、公開された。
「失うもののない男が、原爆を手にしてしまった――」という鮮烈なキャッチコピーとともに映し出されるのは、沢田演じる主人公・城戸誠が、自ら完成させた銀色の球体、すなわち手作りの原子爆弾を胸に抱きかかえ、静かに目を閉じている姿。少し無気力で、どこにでもいる平凡な教師の中に、国家を脅かすほどの底知れぬ狂気と、背負うものもなく何にも囚われない虚無が同居するさまを切り取った、危険な香りを放つビジュアルに仕上がっている。
また、47年前のオリジナル予告編の4Kデジタルリマスター映像では、映像・音声ともに「2大修復ラボ体制・撮影監督の鈴木達夫カメラマン監修」という、本編リマスターと同じ工程・品質管理による最新の修復が施された。フィルムから復刻された美麗な映像と、当時のままのむき出しの質感や扇情的なテロップ、ナレーションが鮮烈なコントラストを描き出し、1979年公開当時のヒリヒリとした空気感を伝えるとともに、本作の圧倒的で色あせない魅力を浮かび上がらせている。この映像は、公式YouTubeチャンネル「東宝クラシックス」にて特別公開されている。
さらに、今回監修としてリマスター作業に参加した本作の撮影監督で、日本映画界のレジェンドカメラマンでもある鈴木達夫から、今年1月に亡くなった長谷川和彦監督との思い出や愛情のこもったコメントも到着。撮影当時の長谷川監督と鈴木氏を捉えた貴重なスナップ写真も公開された。
「多数の色設計、仕掛けもさまざま考えたりして大変だった」と語る鈴木のコメントからは、当時の映像へのこだわりもうかがえる。作品の熱量とともに、1970年代の昭和の東京が最新のデジタル技術によって鮮やかによみがえる。
映画『太陽を盗んだ男/4Kデジタルリマスター』は、10月16日より全国公開。
※鈴木達夫カメラマンのコメント全文は以下の通り。
