カンバーバッチに激似!? 『ホビット』最強の敵“スマウグ”ビジュアル初解禁

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スペクタクル・アクション・エンターテイメント超大作『ホビット 竜に奪われた王国』に登場する、最大の敵にして最強の竜“スマウグ”の全貌が遂に日本初解禁された。
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スマウグとは、ドワーフ王国を滅ぼして全ての宝を奪った、人間の言葉を話し、口から火を吹く獰猛で巨大な伝説の竜のこと。モーション・キャプチャーを駆使したその動きは実にリアル。そして、声は人気俳優ベネディクト・カンバーバッチがあてており、オーディション時から「スマウグはこれだ!」と製作陣をうならせたほどのハマリ役。皮膚の制作だけで2年半以上を費やし、カンバーバッチの表情を参考に造られたというだけあり、カンバーバッチと容姿が何処か似ているのも頷ける!?
幼少時に父親に『ホビットの冒険』をよく読んでもらったというカンバーバッチは、「『スマウグを演じることになったんだ。父さんのおかげだよ、ありがとう』と報告できたのは最高の出来事だった」と、伝説の竜を演じた喜びをかみしめる。
そのカンバーバッチ演じるスマウグと激突するのが、英BBC放送の人気海外ドラマシリーズ『SHERLOCK シャーロック』での共演者、ビルボ役のマーティン・フリーマン。「二人とも『SHERLOCK』を撮っている時期にオーディションを受けたよ。ベン(ベネディクト)はスマウグ役を演りたがってたし、僕もそうなればいいなと思っていた」と当時を振り返る。また、「ベンは本当にいい役者。体はもちろん声の表現力も素晴らしい」とベタ褒めした。
さらに、ロケ地ニュージーランドでは国を挙げて本作を応援。ニュージーランド航空のキャンペーン「Middle Earth‐Closer Than You Think(中つ国は思うより近くに)」では、ボーイング777‐300型機に全長54mのスマウグを装飾し、昨年12月2日にオークランド空港でお披露目され、ワールド・プレミアが行われたロサンゼルスまでを飛行。今後、オークランド、ロサンゼルス、ロンドン間を運行する予定だ。
ピーター・ジャクソン監督は「自分の作品がロサンゼルス空港に降り立つのを見ることができ、誇らしい気分。ニュージーランドで彼をデビューさせることができ光栄に思います。ここは私たちが彼に命を吹き込もうと苦労を重ねた場所だから」と喜びのコメントを寄せた。
『ホビット 竜に奪われた王国』は2月28日より全国公開。