大ヒットホラー『死霊館』スピンオフ本格始動、主演の二人が決定

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低予算ながら大ヒットを飛ばし続編も製作される『死霊館』(13)。そのスピンオフとして、映画の中にも登場したアナベル人形を題材にした『Annabelle(原題)』が製作されることが決まったが、本作の主演を務める二人が決定し、1月末からロサンゼルスで撮影が開始されるそうだ。
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奇しくも主演の一人に決まったのは、同作のタイトルになっている人形と同じ名前のアナベル・ウォーリス。イギリス王ヘンリー8世の歴史ドラマ『THE TUDORS ~背徳の王冠~』で、ジェーン・シーモア役を演じたイギリス出身の新進女優だ。
もう一人はアメリカのソープオペラ(メロドラマ)などに出演、最近ではレオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にブローカー役で出演したウォード・ホートン。Varietyによると、『死霊館』でウォーレン夫妻を演じたパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファニングはスピンオフに出演しないとのこと。
『死霊館』で監督を務めたジェームズ・ワンはピーター・サフランと共に製作総指揮を務め、同作で撮影を担当したジョン・R・レオネッティがスピンオフでメガホンを取る。脚本は『デビル・リベンジャー 復讐の殺人者』(08・未)のゲイリー・ドーベルマン。
スピンオフでも男女の組み合わせとなっており、アナベルとウォードの役どころが気になるが、現在は実在のウォーレス夫妻のもとに引き取られているというアナベル人形がどのような恐怖を巻き起こすのか、他のキャストを含め続報に期待したい。