『攻殻機動隊』ハリウッド実写版、遂に始動! 監督はルパート・サンダーズに決定

ドリームワークスが映画化権を獲得していた日本の人気アニメ『攻殻機動隊』のハリウッド実写版が遂に始動するようだ。監督に映画『スノーホワイト』のルパート・サンダーズが決まったとDeadlineが伝えた。
【関連】『攻殻機動隊S.A.C』×master‐piece、“笑い男”デザインバッグ発売
『攻殻機動隊』は1989年に発表された士郎正宗原作の漫画。1995年に劇場用アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(押井守監督)が公開され、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLE』(神山健治監督)などのテレビアニメシリーズにもなっている。サイボーグ技術が発展した近未来の日本を舞台に、公安9課の草薙素子を隊長とする攻殻機動隊の活躍を描く。
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のその後の世界を描いた『イノセンス』は、2004年にドリームワークスにより北米でも公開。2008年にドリームワークスが『攻殻機動隊』
の映画化権を取得した際には3D製作を検討しているとのことだった。
その後2009年に『シャッター アイランド』(10)の製作総指揮・脚本を務めたレータ・カログリディスが本作の脚本を手掛けることがドリームワークスより発表されたが、以後、進捗が見られなかった。Deadlineによると、脚本は新たに、『ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男』(11)のウィリアム・ウィーラーが手掛けたという。
『スパイダーマン』シリーズや『アイアンマン』(08)のアヴィ・アラッド、『ゴーストライダー』シリーズのアリ・アラッド、『TEKKEN -鉄拳-』(10)のスティーヴン・ポールが製作を務める。
日本のみならず海外にもファンの多い『攻殻機動隊』のハリウッド実写版。ドリームワークスの製作となれば注目が集まるのは必至。キャスティングなど、今後の発表も気になるところだ。