神田沙也加のエモーショナルな歌声に『アナと雪の女王』監督が感動の涙!

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ディズニーアニメ最新作『アナと雪の女王』のクリス・バック/ジェニファー・リー監督とピーター・デル・ヴェッコプロデューサーの来日記者会見が、30日都内で行われ、日本語吹き替え版でアナ役を務めた神田沙也加と、人気子役の本田望結・紗来姉妹が登場し、氷上でのスペシャルコラボが実現した。
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世界興収8億ドル突破、ゴールデングローブ賞受賞、アカデミー賞ノミネートなど、日本公開を前に話題沸騰の本作は、運命に引き裂かれた姉妹を主人公に“真実の愛”を描いた感動のドラマティック・ミュージカル。
雪と氷の世界を描いた本作にちなみ、会見はスケートリンク上で行われた。ディズニー長編アニメ初の女性監督となるジェニファー監督は「現代を生きる女性が共感できる物語にしたかった」と話し、クリス監督からは「これまでディズニーに描かれてきた“真実の愛”とは一線を画している」と作品について語った。
本作は、サウンドトラックも大ヒットするなど、楽曲にも注目が集まっている。ピータープロデューサーは「感情を豊かに表現していて、聞いた人が自分との繋がりを感じるような素敵な曲だ」とブロードウェイミュージカルにも引けを取らない楽曲を高く評価。また、「氷や雪の質感をリアルに表現するため、このためだけに新たなソフトウェアも開発したんだ」と制作秘話も明かした。
その後、氷の世界に映える真っ赤なドレス姿の神田が登場。ディズニーアニメの大ファンと言う神田は、主役の声を演じたことを「まだ信じられないくらい嬉しい」と喜び、「ヒロインなので魅力的に見えるよう演じました」と振り返る。そんな神田を両監督は「誇らしいアナを演じてくれた」「アナ役は沙也加以外に考えられない」と大絶賛。その後、劇中挿入歌「For the First Time in Forever」をのびやかな歌声で披露すると、ジェニファー監督が感激のあまり涙を見せる場面も。
さらに、フィギュアスケーターでもある本田望結・紗来姉妹が、神田の歌声にのって登場すると、「別々に暮らしていた2人が最後は一緒になる」というテーマで考えたという振りを華麗なスケーティングで表現。会場を暖かな空気に包んだ。
最後に、ディズニーきっての大作を創り出したヒットクリエイター3人が「日本人の心に響く作品だと思っている。エモーショナルな楽曲や、大人が楽しめる“ひねった”ストーリーを楽しんでください」と作品をPRした。
『アナと雪の女王』は3月14日より全国公開。