マイケル復帰作『マイケル・J・フォックス・ショウ』が、まさかの15話で打ち切りに

大ヒット映画シリーズ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などで知られ、パーキンソン病の闘病のため活動をセーブしていた俳優、マイケル・J・フォックス。彼が13年ぶりにTVドラマにレギュラー出演するということで話題になった『マイケル・J・フォックス・ショウ』が、視聴率低迷のためわずか15話の放送後に打ち切りとなってしまった。
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毎週木曜のゴールデンタイムに米・NBCで放送されているマイケルの名を冠したシットコムが、視聴率の低迷が原因で打ち切りが決定した。今後は『glee/グリー』のスー・シルベスター役で知られるジェーン・リンチが司会を務めるゲーム番組『ハリウッド・ゲーム・ナイト』が代わりに放送される事になる。
エンターテインメント・ウィークリー誌によると、現地時間2月5日の夜、撮影終了済みの22話のうち15話までが放送されている現時点で、残り7話が放送されるかどうかははっきりしていないまま打ち切りが決まったことを確認したという。また先月、NBCのロバート・グリーンブラット会長がテレビ批評家協会での会見の席で『マイケル・J・フォックス・ショウ』は「苦戦」しており、低視聴率に満足していないと報道機関に向けて語っていた。
しかし同番組は低視聴率にもかかわらず、昨年6月に行われた第3回批評家協会テレビ賞で他の5番組と共に最もエキサイティングな新番組の名誉に輝いている作品だけに、非常に残念な幕引きとなってしまった。
マイケルは、1991年に発症し悪化していたパーキンソン病の治療に専念するために、5年間に渡って出演していた『スピン・シティ』を降板した2000年以来、久しぶりの主演復帰作となる今回のシットコムには、放送開始前からかなりの期待が集まっていた。