『猫侍』北村一輝、ネコとの相性は抜群 「こんなになついたことはない」

関連 :
俳優の北村一輝が17日、東京都内で行われた映画『猫侍』の完成披露試写会に出席し、寝ながら撮影本番に挑んでいたことを明かした。
【関連】映画『猫侍』完成披露試写会フォトギャラリー
スケジュールがハードで撮影期間は2時間睡眠だったという北村は「自分の中ではちゃんとやったと思ったら寝ていた。寝ているのも気づかず、落ちていたんです」と本番中に寝てしまった衝撃の事実を明かしながらも、「でもセリフは喋っていましたよ」と涼しい顔。そのシーンはさすがに本編には使用されていないそうだが、共演者の寺脇康文からは「寝るプロだね」と褒められていた。
同作は、癒し系時代劇ドラマ「猫侍」の劇場版。江戸時代末期を舞台に、浪人暮らしをしている剣豪の斑目久太郎(北村)が、暗殺命令の出た愛らしいツンデレ猫・玉之丞にメロメロになってしまう様を描く。
猫の玉之丞を抱きかかえながら派手な殺陣シーンに挑んだという北村は「周りの人は心配していたようだけど、(玉之丞は)爆睡していました。腰を低くしてお母さんが赤ちゃんを抱っこするように振動を与えないように」と扱いには慣れた様子で「生き物すべての中で、こんなになついたことはないと思うくらいなついた」と猫との相性の良さに喜んでいた。
舞台挨拶後半には、劇中で玉之丞を演じた猫の“若さくら”と“あなご”が登場。たくさんのフラッシュがたかれる中、北村の胸に抱かれた“あなご”は北村の言葉通りに安心しきった様子でムニャムニャ。大あくびを見せる一幕もあった。
映画『猫侍』は3月1日より、シネマート新宿ほかにて全国公開。