『魔女の宅急便』清水崇監督、仕上がりに自信「アニメではないです、実写です!」

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映画『魔女の宅急便』の完成披露試写会が20日、都内にて行われ、舞台挨拶に小芝風花、尾野真千子、宮沢りえ、広田亮平、筒井道隆、清水崇監督、角野栄子(原作者)、倉木麻衣(主題歌)が登壇した。主人公のキキを演じた小芝は、「新しい『魔女の宅急便』が出来ました」と笑顔でアピールした。
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オーディションでキキ役を手にした小芝は、緊張しながらも「みなさんにお披露目するのを楽しみにしていたのですごくうれしい」と満面の笑み。「10人が観ると10の見かたがあると思いますが、ひとりでも多くの方に笑顔になっていただければ…」と作品をアピールした。
作品の中で一番印象に残ったシーンに空を飛ぶ場面をあげた小芝は、「ほうきで飛ぶのは難しい。甘くないんだなって。でも撮影を振り返ると、楽しかった、うれしかった思い出ばかり」と和気藹々と楽しい現場だったことも明かした。また、クランクアップの日は大号泣したという小芝を、宮沢は、「瞬発力があって、監督のアドバイスに応えられるエネルギーがあってすごい」。尾野も、「キラキラしていてキレイだな。楽しそうだなって。これから先が楽しみ」と大絶賛していた。
この日は主題歌「Wake me up」を歌う倉木も応援に駆けつけ、「原作の大ファンです。空を飛ぶキキの爽快感やドキドキ感をイメージして曲を作りました」とコメントした。プロモーションビデオに小芝も出演しているという。
本作は、一人前の魔女になるための修行として、知らない町で1年間生活する13歳の少女キキが、さまざまな出来事を通して成長する姿を描くファンタジー映画。原作は、角野栄子の名作児童文学。宮崎駿監督によってアニメ化された作品で、今回が初の実写映画化となる。
清水監督は客席に向かって、「アニメではないです、実写です。宮崎監督ではないです、清水です」と念押しして、笑いを誘った。また、「実写ならではの細部にもこだわりを持って撮影していますので、そんな部分にも注目してください」と見どころをアピールした。
映画『魔女の宅急便』は3月1日より全国公開。