ベネディクト・カンバーバッチ、14歳の『シャーロック』ファン死去に哀悼の意

人気海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』のシャーロック役で大ブレイクした俳優ベネディクト・カンバーバッチが、ドラマの大ファンだという14歳の少女が亡くなったことを知り、哀悼の意を込めて心温まる手紙を少女の両親に送ったという。
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Mail Onlineによると、同ドラマの撮影のため、葬儀に参加できないというベネディクトは、少女エヴァの両親に向けて「エヴァのご家族に心からお悔やみ申し上げます。ずっと闘病生活を続けてきた彼女があまりにも若くして逝ってしまったこと、その耐え難いつらさをお察しします」と綴ったとのこと。
「彼女がみんなから愛されていたことに、ご家族が慰みを得られることを願います」と続け「彼女がドラマに惜しみないサポートを与えてくれたことに心から感謝し、決して忘れません。ご葬儀に出席したかったのですが、残念ながらまさに彼女が愛して止まなかったドラマの撮影の真っ只中にあります。エヴァのご冥福をお祈りいたします。心からの愛とお悔やみを。ベネディクト」と、書簡の最後にはキスマークのXXXが記載されていたという。
呼吸器官に問題があったエヴァは200もの手術を受け果敢に闘病生活を送っていたそうだ。ベネディクトの手紙は彼女の葬儀で読み上げられ、イギリスの新聞でも報じられたという。エヴァの父親は「新聞に掲載されたとあって、彼女はきっとクスクスと笑っているだろう。でもベネディクトからの手紙にはもの凄く喜んでいるはずだ。彼の大ファンだったからね」と、ベネディクトの厚意に謝意を示した。