<第37回日本アカデミー賞>最優秀主演男優賞は『舟を編む』松田龍平「嬉しいです。光栄です」

第37回日本アカデミー賞授賞式が7日に行われ、『舟を編む』の松田龍平が最優秀主演男優賞を受賞した。
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『舟を編む』は、2012年の本屋大賞第1位を獲得した三浦しをんの同名小説が原作。ある出版社の寄せ集め編集部が、気の遠くなるような歳月をかけて20数万語が収録された新辞書作りに挑む姿をユーモラスに描く。
本作で松田龍平は、玄武書房の営業部所属の変人社員・馬蹄光也を演じている。
松田は、「嬉しいです。光栄です」と言葉少なに挨拶。「大島渚監督の『御法度』で新人賞をとって、このように主演男優賞もとって…僕のオヤジを好きだった人に期待されているなと思います。ありがとうございます」と語った。
<日本アカデミー賞優秀主演男優賞:人物一覧(★が最優秀賞受賞者)>
市川海老蔵(『利休にたずねよ』)
橋爪功(『東京家族』)
福山雅治(『そして父になる』)
★松田龍平(『舟を編む』)
渡辺謙(『許されざる者』)