ノスタルジックで不気味? フレンチホラー『屋敷女』監督の最新作、予告編が解禁

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フレンチホラー映画界の期待の監督コンビ=ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ。この二人が3度目のタッグを組んだ最新作『Aux Yeux des Vivants(原題)』(Among the Living/英題)の予告映像が解禁になった。
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世界的ヒットとなったデビュー作『屋敷女』(08)、2作目の『リヴィッド』(12)に引き続き、ベアトリス・ダルが出演する本作。アメリカ・テキサス州オースティンで先頃開催された音楽やハイテクの祭典「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)」でワールド・プレミアを迎えたという。
ベアトリス扮する凶暴女が妊婦を襲う1作目の『屋敷女』。昏睡状態の老女が眠る屋敷で強盗を働こうとした男女3人に襲う恐怖を描いた2作目の『リヴィッド』と来た後は?Bloody Disgustingが紹介するあらすじによると、今度は3人の少年が主要キャラクターのようだ。
学校をさぼり廃墟化した映画の屋外撮影セットに忍び込んだヴィクトル、ダン、トムの少年3人組。そこで鎖に繋がれた女性を引きずり回すマスクを付けた男を目撃し、逃げる途中で見てはいけないものを見てしまう…というストーリーのようだ。
公開された映像は、どこかノスタルジックで、かつ不気味。オリジナル言語のフランス語だが、言葉が分からなくても、少年たちがこれから味わうであろう恐怖が見えて、短い映像ながら緊張感が高まっていく。
ベアトリスの他、『リヴィッド』でリュシーを演じたクロエ・クルー、『そして友よ、静かに死ね』(12)のフランシス・ルノーなども出演。日本公開は未定だが、先の2作に続き、公開が決定いすることに期待したい。