「初夏のパン祭り」開催決定!『レイン』のパン兄弟が原点回帰 ミステリー4作公開

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1990年代後半に香港からタイに移り、『レイン』(99)や『The Eyeアイ』(02)で大ヒットを飛ばし、現在のタイ映画の基盤を作ったオキサイド・パン、ダニー・パンのパン兄弟。その後、ハリウッドに認められ、『ゴースト・ハウス』(07)や『バンコック・デンジャラス』(08)など手掛け、世界的に知られるようになったパン兄弟が、このたび原点となる香港映画に戻り、新たなるミステリー映画を作りあげた。そして「パン兄弟の帰還、“極限”ミステリーの悦楽」として4作品を一挙公開することが決定した。
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公開される4作品は、香港の人気俳優アーロン・クォックが、タイの中華街でしがない探偵をしながら、謎の事件を解明していく『極限探偵』シリーズの3本『影なきリベンジャー【極限探偵 C+】』、『冷血のレクイエム 【極限探偵B+】』『コンスピレーター謀略 【極限探偵A+】』と、ラウ・チンワンが童話に描かれた内容どおりに行われる殺人事件を追う刑事を演じた『惨殺のサイケデリア』の4本。
5月3日よりシネマート六本木ほか全国順次に公開されるパン兄弟作品。公開1作目となる『影なきリベンジャー【極限探偵 C+】』は、タイの中華街でしがない探偵をしているチェン・タム(アーロン・クォック)の元に、以前、バーで知り合った男ロンから、写真の女に命を狙われているから探してほしいと依頼を受けるところから始まる。調査により、写真の女はサムという名であることがわかり、サムの身辺を洗うため関わりのある人物たちに会いに行くチェン。しかし、その人物たちは次々と遺体となって発見されていくのだった…。
『影なきリベンジャー【極限探偵 C+】』は5月3日、『冷血のレクイエム 【極限探偵B+】』は5月10日、『惨殺のサイケデリア』は5月17日、『コンスピレーター 謀略 【極限探偵A+】』は5月24日よりシネマート六本木にて全国順次公開。