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「サザエさん」カフェに行ってきた フードメニューはサザエさんの味!?

アニメ

サザエさんカフェ「Lien de SAZAESAN」正面
サザエさんカフェ「Lien de SAZAESAN」正面 クランクイン!

 今年の10月で放送45周年を迎える国民的人気アニメ『サザエさん』。節目となる50周年も目前に迫ったが、その歴史と魅力がたっぷり詰まったカフェが『サザエさん』ゆかりの桜新町に新オープン。4月19日の正式オープンより一足早く、思わずルルルルルルと主題歌を口ずさみたくなるこのカフェを訪ねてみた。

【関連】サザエさんカフェ外観&フードメニューギャラリー

 サザエさんカフェ「Lien de SAZAESAN(リアン・ドゥ・サザエさん)」は原作者の長谷川町子が生前暮らし、今も「長谷川町子美術館」が建つ世田谷区桜新町の、その名も「サザエさん通り」に面して建っている。店名の「Lien(リアン)」とはフランス語で「絆」を意味する言葉で、「人と人とが出会い笑顔になって再会を約束できるような そんな誰かの『絆』となれるお店になりたい」(店舗資料より)という思いからつけられている。まさに再び主題歌から「みんなも笑ってる」の精神を体現したお店であるのだ。
 
 桜新町の駅から徒歩3分ほどで現れる「Lien de SAZAESAN」は、サザエさん一家のシルエット(※火曜日放送版が思い出される)を配した看板に、店内の机やメニューもやはり木を基調とした温かさを感じる作りが特徴で、日曜夜6時半という家族団らんの時間に放送される作品の世界観を伝えてくれる。
 
 コーヒー、紅茶、ジュースと各種揃ったドリンクのほか、食べ物には「サザエさん」「波平さん」「タマ」の顔をあしらった「サザエさん焼き」、そして「パンケーキ × パンケーキ」を用意。どちらも神奈川県内にある自社養蜂園で職人が手作業で丁寧に収穫した生ハチミツを生地に練り込んでおり、口に広がる優しい甘さが印象的。カフェの温かな雰囲気と相まって、まさに「サザエさんの味」だ。
 
 お店のプロデュースに関わったフジテレビ・アニメ開発部長の松崎容子さんは「視聴者とサザエさん、桜新町の人とサザエさん、美術館に来た人とサザエさん、いろんな絆の場になってくれれば」と語り、「サザエさん」のテーマカフェということで大がかりなテーマパーク的なものを想像してきたが、町カフェ的雰囲気であるのが魅力。桜新町を彩るサザエさん一家の銅像や看板とともに、ほっこり気分で作品世界に触れることができるカフェとなっている。

 サザエさんカフェ「Lien de SAZAESAN」(リアン・ドゥ・サザエさん)は19日11時オープン。

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