80年代のアイドルスター=ロブ・ロウ、ハンサムゆえの悩みを告白

フランシス・フォード・コッポラ監督の初の青春映画『アウトサイダー』(83)に出演し、エミリオ・エステベスやトム・クルーズらと共に“ブラッド・パック”と呼ばれた若手青春映画スターの一員だったロブ・ロウ。“ブラッド・パック”の中でもルックスの良さは群を抜いていたが、ハンサムすぎることが仇にもなったという。
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現地時間4月10日に2冊目の自伝『Love Life(原題)』を出版するロブだが、新著の中では違うルックスになりたいことを語っているそう。その件に関し、The New York Timesとのインタビューで、ハンサムがゆえに良い役がなかなか回ってこなかったと感じるかを尋ねられたロブは、「“ルックスのいい人たち”に対して信じがたい偏見や先入観がある。彼らは痛みを感じない、辛い人生を味わわないとかね。思慮深くもなければ面白くもない。彼らは俳優として、役をこなす力量に欠けるというように見られる」と、自分の経験を踏まえて語った。
「今は、やり甲斐のある役を演じる機会を得ているよ。もの凄く楽しいね。ティーンアイドルだった頃の僕は呆れるほど美しかったから、自分でも真剣に自分のことを相手にすることはなかったろうね」と、当時の苦境を冗談にしてコメントしている。
ロブはセラピーを通じて自分がナルシストでないことを確認するそうだが、学生時代は演劇が好きなガリ勉だったという。スポーツも得意ではなかったとのことで、有名になったからこそ「カッコイイ人」に思われるようになったそうだ。
そう謙遜するロブだが、今年3月に50歳になったとは思えないイケメンぶりを発揮している。