早見あかり、初主演映画披露に「プレッシャーがのしかかって来た」とウルウル

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映画『百瀬、こっちを向いて。』の完成披露舞台挨拶が7日、都内で行われ、元「ももいろクローバー」の早見あかりをはじめ、向井理、竹内太郎、耶雲哉治監督が登壇した。
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長編映画初主演の早見は「撮影中は主演に対する不安やプレッシャーはなかったけれど、公開を控えた今、主演という言葉に対するプレッシャーがのしかかって来た」と胸の内を明かしながら「あー! ここに出る前から本当に緊張していて、うまく気持ちが表せない。でも嬉しいです」と目をウルウルさせた。
本作の主演オファーについては「一番にビックリして、なぜ私が? と思った。それとともに嬉しい気持ちで一杯だけど、嬉しい気持ちよりビックリした気持ちが先に来た」と驚き顔。それでも役を演じるにあたっては自らの発案で、髪の毛を45センチ切ったそうで「髪を切ることに対する抵抗がなくて、役作りで髪を切るなんて、なんて女優っぽいんだろうと思った」と自画自賛。
一方、物語の語り部的役どころを務めた向井は「主演ではないのであまり緊張せず、ゆったりと撮影ができました」とガチガチの早見をいじりつつ「ストーリーテラーの役割を担っているので、知らないシーンも多くて新鮮な気持ちで見ることができた。自分の高校時代を思い出して、ほろ苦い気持ちにもなれる」とクールにアピール。また本作の耶雲哉治監督が映画館で上映されている「NO MORE 映画泥棒」の演出を手掛けていることから、ビデオカメラ型の頭をした“映画泥棒”が応援に駆け付けると、向井はなぜかがっちりと握手し「結構でかいんですね」と素直な感想を漏らしていた。
同作は、女性層の高い支持を得てベストセラーとなった作家・中田永一による同名恋愛小説の映画化。30歳のノボル(向井)が、冴えない高校時代に嘘から始まった百瀬(早見)との恋の行方を回想していく。
『百瀬、こっちを向いて。』は5月10日より全国公開。