『アナと雪の女王』続編、2018年に公開!? ウワサが再燃した理由

世界中を席巻したディズニーのメガヒット・アニーション映画『アナと雪の女王』の続編が、2018年に公開されるというウワサが高まっているようだ。
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日本では現在もロングラン・ヒット中の『アナと雪の女王』。全世界歴代アニメーション映画の歴代興行収入1位に輝く空前の大ヒットとなり、今年に入ってから続編が製作されるというウワサが出回ったが、本件については4月、米ウォルト・ディズニー・スタジオの会長兼CEOアラン・ホーンが「協議もしていない」とウワサを否定した。ではなぜ再び、今度は「2018年」との具体的な公開年まで伴い、ウワサが再燃したのか。
どうやら、投資銀行FBRキャピタル・マーケッツのディズニー担当アナリストが、2018年に『アナと雪の女王』の続編を期待できると述べたことに端を発したようだ。CNNMoneyで伝えられたが、このアナリストの推測とも取れるコメントが、続編の製作・公開と一部に受け取られたようだ。
米ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのロバート・アイガーは先週、『アナと雪の女王』の大成功を受けて収益が27%アップしたことを報告し、「今後5年間は本作をフルに活用する」と話していたという。その活用方法として本作のブロードウェイ舞台化が決まっており、ディズニーのテーマパークにはエルサとアナの姉妹が登場する予定となっている。アイガーCEOはまた、本作のストーリーブックやビデオ、ゲームなども計画していることを明らかにしたと、CNNMoneyでは伝えている。しかし、続編の製作は発表されていない。
『アナと雪の女王』の続編が2018年に公開されるというのは、現時点ではウワサの域を脱しないが、アナリストが推測するようにいずれ、現実味を帯びてくるのか。大ヒットした作品になればなるほど、ファンの期待に沿える続編を製作するのは難しくなるが、本作の続編を巡るウワサは今後も下火にはならなそうだ。