青春ノワール『友へ チング』12年ぶりの続編、日本公開決定

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韓国で社会現象を巻き起こしたチャン・ドンゴン出演の青春ノワールの名作『友へ チング』から12年、待望の続編『チング 永遠の絆』が始動。9月6日に日本公開されることが決定した。メガホンをとるのはオリジナルと同じクァク・キョンテク監督。
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本作では、ノスタルジック・ノワールとも形容された前作のテイストを継承しつつ、三世代に渡る裏社会の男たちの生き様を、より激しく、より切なく描出。ハードなアクションを随所に散りばめながら、前作では明かされなかったドンス(チャン・ドンゴン)の死をめぐる真相と共に、絆と宿命のドラマが展開。韓国では昨年11月に公開され、R指定作品としては史上最速で観客動員100万人を突破するという新記録を樹立した。
前作から17年後、親友ドンス殺害罪で服役していたヤクザのジュンソクが出所するところから物語は始まる。ジュンソク役には前作から引き続きユ・オソンが務め、ジュンソクの弟分として次第に固い絆で結ばれていくソンフン役には、本作で映画本格デビューを果たし本国で高い評価を得たモデル出身のキム・ウビン。若き日のジュンソクの父役は、『MUSA‐武士‐』などで日本でも人気の高いチュ・ジンモが演じている。
ドンスの殺害に関わった罪を償ったヤクザ、ジュンソクが出所し、故郷の釜山に舞い戻る。しかし組織はずる賢い副会長ウンギに牛耳られ、ジュンソクの居場所はどこにもなかった。やがてジュンソクは刑務所で出会ったソンフンという若者を弟分に迎え、ウンギ一味との非情な抗争に身を投じていく。ところがジュンソクと固い絆で結ばれたはずのソンフンが、実はドンスの隠し子だったという衝撃的な事実が発覚する…。