『零』シリーズ新作タイトルは『零~濡鴉の巫女』、“美しすぎる”映画キャストも登壇

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2001年の第1作発売から13年。和風ホラーアドベンチャーゲーム『零』シリーズの新作、及びメディアミックス展開の発表会が、17日にラフォーレミュージアム六本木にて行われた。Wii U向けの新作発表や小説刊行、映画化などの新たな展開が発表されると共に、会場では、ゲーム最新作のプロデューサー、劇場版の監督やキャストなども登壇した。
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数ある日本のホラーゲームの中でも一線を画す『零』シリーズは、心霊をテーマにしたホラーアドベンチャーである。舞台となっているのは、おどろおどろしさを醸し出す日本家屋や廃村など。プレイヤーは“射影機”と呼ばれるカメラを片手に進む中、怨霊と対峙していく。じわじわと恐怖を煽るような独特な世界観は海外でも評価が高く、シリーズ累計で130万本超のセールスを記録している。
今回の発表会では、最新作のWii U専用ソフト『零~濡鴉の巫女』の詳細が伝えられると共に、様々なメディアミックス展開も発表。
『多重人格探偵サイコ』の原作者である民俗学者・大塚英志氏による小説『零 女の子だけがかかる呪い』や、小説を原作とした映画『劇場版 零~ゼロ~』への派生。さらに、『金田一少年の事件簿』で知られる天樹征丸こと樹林伸によるコミック『零 影巫女』のリリースや、ハリウッド映画『FATAL FRAME』の製作も告知された。
また会場では、『劇場版 零~ゼロ~』を手がけた監督の安里麻里、キャストの中条あやみと森川葵によるトークセッションも開催。安里監督は「大人の一歩手前である十代の女の子たちの“内的な世界”を楽しんでもらうと共に、美しいのに怖いという映像美を味わってもらいたい」と語った。
『劇場版 零~ゼロ~』は9月26日全国公開。