『ナイトライダー』25年ぶりに名コンビ復活! TV未放送エピソードを公開アフレコ

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『ナイトライダー コンプリート ブルーレイBOX』発売発表取材が29日に行われ、声優のささきいさおと野島昭生が登場。25年ぶりに名コンビのやりとりが見られた。
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『ナイトライダー』は、デビッド・ハッセルホフ演じる民間の犯罪捜査員マイケルが、人間の言葉を話し特殊装備を搭載したドリームカー「ナイト2000」とともにさまざまな事件を解決する近未来カーアクションTVドラマ。1982から86年にアメリカで放映されるや世界的に大ヒットとなり、今なお根強い人気を誇っている。
今回発売されるブルーレイBOXでは、オリジナル・フィルムを完全HD化。TV 未放送のため、今まで字幕版でしか存在していなかった10エピソードを当時のオリジナルキャストで吹替版を新録している。ほかにも封入特典として、ブックレットや初回限定の吹替台本などが付属する。
「企画を聞いて『また皆にあえる』とすごく楽しみにしていました」と笑顔で語った主演マイケル・ナイト役のささきは「昔は収録後に飲みに行って、ああでもないこうでもないと語り合いましたね。スタッフ、キャストともども家族みたいな仲間でした」と振り返った。
“車がしゃべる”という発想自体が衝撃的だった当時。「今はカーナビとかあるけどね。あの当時はありえなかったから…この作品は日本語の掛け合いが面白い。若い人が見ても楽しめるんじゃないかな」とささきが話すと、野島は「最近は運転しなくても勝手に動いてくれる車ができるでしょ。時代が“ナイトライダー”に近づいてきているよね」と感慨深げに語る。さらに、ささきは「“ナイトライダー”の癖で、カーナビに反論する癖ができちゃったよ」と話し、笑いを誘った。
また、当時のアフレコは別録りだったと明かした2人。野島は「ささきさんが台詞を変えたりしてね。だから、僕は『早く録ろう』って…」とエピソードを語ると、ささきは「一緒に録りたかったけど、機械的にできなかったんだよね」と懐かしんでいた。
『ナイトライダー コンプリート ブルーレイBOX』は、11月27日に日本先行発売。価格は5万8000円(税抜)。