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ミスター・カトー役ジョージ・タケイ『スター・トレック』、“船長”との不仲を回顧

海外ドラマ

撮影中は犬猿の仲だったというカトー役のG・タケイとカーク船長役のW・シャトナー(※『スター・トレック 宇宙大作戦』テレビシリーズ場面写真)
撮影中は犬猿の仲だったというカトー役のG・タケイとカーク船長役のW・シャトナー(※『スター・トレック 宇宙大作戦』テレビシリーズ場面写真)(C)AFLO

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ジョージ・タケイ

ウィリアム・シャトナー

 SFの金字塔と呼ばれる『スター・トレック』シリーズの原点、テレビドラマシリーズ『スター・トレック 宇宙大作戦』。本ドラマでミスター・カトー役を演じた俳優ジョージ・タケイと、カーク船長役のウィリアム・シャトナーが不仲だったことは有名な話だが、二人の関係は未だに修復されていないようだ。

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 The Wrapによると、ジョージは米HBO局のトーク番組「Real Time with Bill Maher」に出演し、司会のビル・マーからシャトナーはカナダ人だから礼儀正しいはずだと示唆されると、「確かに彼はカナダ人だ。カナダ人には冷静で友好的といったイメージがある。彼は何というか…自分自身に対しては、そういう人だ」と、ためらうことなく反論した。客席からは笑いが起き、ジョージは「彼はとても自己中心的なんだ」と続けて笑った。

 「私たちは共にプロだから、きちんと仕事はこなした。だがかなり大変だった」とジョージ。ビルが“スター”繋がりで『スター・ウォーズ』シリーズの「デス・スター」を持ち出し、「彼(シャトナー)を困らせたいがために、宇宙船をデス・スターに突っ込むなんてことはしないでしょ」と言うと、「そうしたい衝動と戦っているよ」と受け答えし、再び客席の笑いを誘った。

 ジョージは同性愛者であることを公言しているが、ドラマの撮影中、殆どの共演者やスタッフは彼が同性愛者であることを知っていたそう。ただし、1人だけ知らない人物がいたと言い、明言はしなかったものの、ビルも観客もその人物がシャトナーであることを理解したようだ。

 『スター・トレック 宇宙大作戦』では比喩的な表現を使い、社会問題も作中に反映したというが、ジョージは当時、クリエイターのジーン・ロッデンベリーに同性愛についても取り上げるよう提案したという。しかし1960年代という時代を反映し、実現には至らなかったとそうだ。ドラマではシャトナー演じる白人のカーク船長と、黒人通信官のウフーラ(ウラ)がキスし話題になったが、南部では番組が放送されなくなり、視聴率に大きな痛手を受けたと話した。

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