キアヌ・リーヴス、日米ハーフの殺し屋「ジョン・レイン」ドラマで主演&プロデュース

俳優業からプロデュース業、監督業へと活躍の場を広げているキアヌ・リーヴスが、バリー・アイスラー原作の「ジョン・レイン」小説シリーズのテレビドラマ化で主演と製作総指揮を務めるそうだ。
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キアヌはハリウッドで成功を収めた後、ゲスト出演などで過去に何回かテレビドラマに出演したことがあるが、今回が本格的なテレビ界進出になる予定。Deadlineによると、キアヌのアクション新作『John Wick(原題)』の監督コンビ=デヴィッド・レイチとチャド・スタエルスが製作総指揮として参加するという。製作と配給はスリングショット・グローバル・メディア。放送局はまだ決まっていない模様。現在、脚本家の選定を進めているそうだ。
キアヌは「バリーの作品の大ファンとして、彼の代表的なキャラクターと素晴らしい世界観を映像化する機会を得られたことに興奮しています。僕の初のシリーズとなる作品でスリングショットと提携し、チャドとデヴィッドと再び仕事できることを楽しみにしています」とコメントしている。
原作者のバリー・アイスラーは自身のブログでキアヌや製作関係者と会合したことをファンに伝え、自分がどこまでシリーズに関与するかは決まっていないものの、求められればできる形で参加する意思があると話している。また映画『ウルヴァリン:SAMURAI』や『キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー』などのアクションを手掛けた87Elevenが参加するため、最高のアクションになると太鼓判を押し、ジョン・レインを演じるキアヌに期待をかけている。
日米ハーフの暗殺者ジョン・レインを主人公にした原作シリーズは、『雨の牙』や『雨の影』など日本でも刊行されている。日本では1作目の『雨の牙』が映画化され、『レイン・フォール/雨の牙』のタイトルで2009年に公開された。ジョン・レインは椎名桔平が演じ、ハリウッドスターのゲイリー・オールドマンが出演している。