犯人も刑事もゾンビ!80年代のカルト映画『ゾンビ・コップ』初BD&DVD化

80年代レンタルビデオ店で誰もがそのタイトルに目を奪われた、伝説のアクションホラー『ゾンビ・コップ』がブルーレイ&DVD化されることが明らかになった。
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ゾンビ映画+刑事アクションという、まるでカツカレーのような大好物同士の組み合わせに心踊る『ゾンビ・コップ』は、ゾンビ化した刑事とゾンビ強盗団が壮絶な戦いを繰り広げる異色のアクションホラーエンターテインメントだ。
日本ではVHSがリリースされてから長らく視聴困難となり、インパクトのあるタイトルだけが独り歩きする伝説のカルトムービーとなっていたが、今回、待望の初ブルーレイ&DVD化が実現し、テレビ放送時の吹替音声を収録するなど、マニア必携の一枚となっている。
ちなみに、スタッフ&キャストの豪華さも見逃せない。監督を務めたのは、本作の翌年に製作されたドルフ・ラングレン主演作『パニッシャー』でもメガホンを取ったマーク・ゴールドブラット。彼は『ターミネーター』や『アルマゲドン』といった大ヒット作品の編集を手掛けたエディターとしても知られている。
撮影を担当したのは、『グランド・ブダペスト・ホテル』などウェス・アンダーソン監督の諸作に携わるロバート・D・イェーマン。また、ロブ・ボッティンとリック・ベイカーという特殊メイク界の2大巨頭の助手を経験し、後に『スパイダーマン2』『宇宙戦争』などの大作にも携わることとなるスティーブ・ジョンソンも参加している。
キャストに目を向ければ、主演は『ザ・グリード』のトリート・ウィリアムズが務め、ホラー映画三大スターの一人、ヴィンセント・プライスや『事件記者コルチャック』のダーレン・マクギャビンが脇を固め、B級のひと言で片付けるのは惜しい豪華な布陣と言えるだろう。
『ゾンビ・コップ』は9月26日よりブルーレイ&DVD発売。価格はBD:4800円(税抜)、DVD:3800円(税抜)。