『星の王子さま』誕生から70年の時を経て初のアニメ映画化!日本公開は2015年冬

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世界的名著『星の王子さま』が、『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン監督の手によって初のアニメーション映画化が決定。邦題も『リトルプリンス 星の王子さまと私』に決まり、2015年冬に日本で公開される。
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原作である『星の王子さま』は1943年の初出版以降、270以上の言語に翻訳され、全世界で1億4500万部以上を売り上げている不朽の名作。誕生から70年の時を経て、初めてアニメーション映画化の運びとなった。
マーク・オズボーン監督は、本企画について「初めて打診されたとき、僕は興奮したと同時に心配になった。あれほどまでに詩的な名作を、損なうことなくどうやって映画化できる? あのストーリーの長編アニメ映画化なんて、不可能なことに思えたんだ。でも最終的に気づいた。これは一生に一度のチャンスだとね。そして、このチャンスはとても拒むことができない贈り物だった」と話す。
さらに今作の構想を「じっくり考えた結果、映画化する上での鍵は、その本を巡って展開される、より壮大なストーリー…原作の世界観を忠実に描きつつ、そこを核にして大きく展開されるストーリーを描くことだと気づいた」と語り、多彩な解釈の余地を残す原作の魅力を損ないよう、世界中の幅広い層の観客にアピールする映画を目指して制作が続いている。
また、監督以外にも、ディズニーやピクサー、ドリームワークスなど名だたるスタジオで数多くの名作を手掛けてきた一流スタッフたちが集結。そして英語版キャストは、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・フランコ、マリオン・コティヤール、ベニチオ・デル・トロなど、ハリウッド最高峰のキャスティングが実現しており、期待は高まるばかりだ。
『リトルプリンス 星の王子さまと私』は2015年冬、全国公開。