S・スピルバーグ×『ショコラ』監督、食に「魔法のスパイス」を彩る話題作11月公開
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スティーヴン・スピルバーグとオプラ・ウィンフリーが製作を手掛ける映画『The Hundred‐foot Journey（原題）』の邦題が『マダム・マロリーと魔法のスパイス』に決定し、11月に公開されることが発表された。また、本作の日本版ポスタービジュアルが解禁となった。
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『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は南フランスにある老舗フレンチレストランと新興インド料理店の攻防戦を軸に、人生を豊かにする“食”の存在に焦点をあてたヒュー ン・エタテイメント。
原作は世界中でベストセラーとなったリチャード・C・モレイスの処女小説。これに惚れ込んだプロデューサーのジュリエット・ブレイクが即座に映画化権を取得し、ジュリエットのプレゼンを受けたスピルバーグとTVキャスターで女優でもあるオプラ・ウィンフリーが共同プロデュースに乗り込んだという。監督は、『ギルバート・グレイプ』『サイダーハウス・ルール』『ショコラ』など、ヒューマンドラマの名匠ラッセ・ハルストレムが務め、心の機微を温かく描写する。
本作で気位が高く、自分のレストランにすべてを捧げるレストランのオーナー・マダム・マロリーに扮するのは『クイーン』でアカデミー賞に輝いた名女優ヘレン・ミレン。心を閉ざしていた頑なマダムが宿敵の息子ハッサンが作り出す“奇跡の料理”によって変わっていく姿をコミカルかつ繊細に演じる。また、絶対味覚という天性の才能を持つ青年ハッサンを演じるのはスピルバーグが発掘した新生マニッシュ・ダヤル。また、ベテラン俳優オム・プリがマダムと対立するインド料理レストランのオーナーに扮し、物語に絶妙なスパイスを加えている。
更に本作を魅力的に彩っているのが、ポスタービジュアルにも使われている美しくおいしそうな料理の数々。気品あふれる一流フレンチやスパイスが香ってきそうなインド料理に食欲をそそられる。また、舞台となる南フランスの美しい風景もこの映画の見どころだ。
映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は、11月1日より全国公開。
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