仲里依紗「私生活がバレるから…」、産後初の主演作で食事シーンの難しさを吐露
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第11回本屋大賞第2位に輝いた感動小説を原作にしたプレミアムドラマ『昨夜のカレー、明日のパン』の試写会が19日に行われ、主演を務める仲里依紗と鹿賀丈史が出席した。本作は、人気脚本家の木皿泉が自身の同名小説を自らの手によりドラマ化。仲が第一子出産後、初主演を務めることでも話題となっている。
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劇中には、料理研究家の高山なおみが監修したこだわりの食事が随所に登場し、作品に深みを与えている。仲は、撮影前から箸の使い方が下手だと不安を漏らしていたのだが、この日も撮影での苦労を聞かれると「お箸の持ち方です」と苦笑い。「昨日の撮影では、春巻きを掴まなくちゃいけなくて。春巻きってすべるじゃないですか！震えながら掴みました」と撮影を思い返して、会場を笑わせた。「『私生活の仲里依紗』がバレるから、（映像で）チェックしてますよ。毎回そういうシーンはあるんで、どんどんうまくなっていくと思います」と意気込んだ。
また、仲は本作の一風変わったタイトルについて、「明日のパンを買おうっていうのは、生きるということ。食べることの大切さを演じていて感じた」と話す。そして、「私は食事に興味がなかったんです。食べられたら何でもいいと思っていたんですが、美味しい料理を食べ続けているせいか、1つの料理でもたくさんの命をいただいてできているということを考えるようになりました」と語った。
一方の鹿賀は、第1話を試写し「家族を亡くした人間が再生していく力強さに、涙がこぼれました」と明かすと、「感動ももちろんですが、ユーモアもあって色々な要素が入っている」と作品をアピールした。鹿賀は4月に体調不良で舞台を休演しその後が心配されていたが、この日記者から体調について聞かれると「大丈夫です」ときっぱり。復帰を印象づけた。
全7話で贈るドラマ『昨夜のカレー、明日のパン』はNHK BSプレミアムにて、10月5日22時より放送スタート。
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