『アナと雪の女王』は「自分の人生に基づく」と女性が訴える

世界中で大ヒットしたディズニー・アニメ『アナと雪の女王』。このアニメのストーリーが「盗作」だとして、米ディズニーが2億5000万ドル(約272億9250万円)の訴えを起こされたことが明らかになった。
【関連】『アナと雪の女王』フォトギャラリー
E!Newsによると、訴えを起こしたのは、イザベラ・タニクミ(Isabella Tanikumi)という名前の女性。L・エイミー・ゴンザレス(L. Amy Gonzalez)という別名もあるそうだが、この女性は2010年に出版した自伝『Living My Truth(原題)』から『アナと雪の女王』のストーリーやキャラクター、プロットのアイデアが盗まれているとして訴えを起こしたそうだ。
『アナと雪の女王』はアンデルセン童話から着想を得たと言われているが、この女性の訴えだと彼女がペルーのアンデス山脈で育った生い立ちなどを綴った自伝がもとになっているという。裁判所に提出された書類では、特に18カ所の類似点が指摘されており、キャラクターとその名前、アナとエルサの関係や、空に掲げた手に雪の結晶が舞うイメージも酷似しているらしい。
E!Newsが女性の弁護士に連絡したところ、女性はインタビューを受ける意思がないとのことで、代わりに9月22日(現地時間)に提出された申し立てに関する書類のコピーを送ってきたそうだ。米ウォルト・ディズニー・カンパニーからは現在のところ、コメントが届いていないという。