デミ・ムーア、元夫ブルース・ウィリスにアカデミー名誉賞を授与するよう働きかけ

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デミ・ムーアが、元夫で難病のため俳優業を引退したブルース・ウィリスさんに、アカデミー名誉賞を授与するよう働きかけていることが分かった。彼の健康状態は悪化しているといい、焦りを感じているという。
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ブルースさんは2022年3月に失語症のため引退を表明し、翌年2月に、難病に指定されている前頭側頭型認知症と診断されたことを公表した。RadarOnlineによると、デミをはじめとするブルースさんの家族は、長年にわたり、彼にアカデミー名誉賞を授与するよう働きかけていたそうだが、最近は危機感を募らせているようだ。
「彼女は、ブルースが立って受け取れるうちに名誉賞を授与するよう、アカデミーに対し影のキャンペーンを行って来ました」と関係者がコメント。「彼女と娘たちは、ブルースの現代映画界に対する貢献は否定できないと考えています。ブルースに何が起きてもおかしくないと皆知っています。それからでは遅いのです」と語ったそうだ。
情報筋はまた、サミュエル・L・ジャクソンやトム・クルーズら、大作映画で活躍する俳優がアカデミー名誉賞を授与されていることも指摘する。「トムが『トップガン マーヴェリック』で観客を映画館に呼び戻したことを称賛されるのは当然です。ですがブルースもトム同様アクション映画のパイオニアであり、数多くの名作を世に送り出してきました」と述べ、『パルプ・フィクション』や『シックス・センス』、「ダイハード」シリーズなど彼がヒットさせてきた作品について触れる。
アカデミーがブルースではなくトムに名誉賞を与えたことで、家族は何か行動を起こさなければならないと危機感を強めたと述べ、「デミはブルースにアカデミー名誉賞を授与することを、自らの使命としています。アカデミーは独自で協議を行う大きな組織ですが、彼女はアカデミーに、ブルースと彼のレガシーを忘れさせるつもりはありません」と語っている。