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ブルース・ウィリスさん、“今も動きまわれる”けれど“言葉は失われた”

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ブルース・ウィリスさん、“今も動きまわれる”けれど“言葉は失われた”(写真は2017年)
ブルース・ウィリスさん、“今も動きまわれる”けれど“言葉は失われた”(写真は2017年)(C)AFLO

 俳優業を引退し、その後、難病に指定されている前頭側頭型認知症と診断されたことを公表したブルース・ウィリスさん。引退から3年、難病の診断から2年経つが、今の状態を、妻のエマ・ヘミング・ウィリスが明かした。

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 ABCの特別番組『Emma & Bruce Willis:The Unexpected Journey(原題)』の放送を前に、エマのインタビューが公開された。エマはこの中で、「ブルースは今も、元気に動き回ることが出来ます、全体的にとても元気ですが、ただ、脳の機能が衰えています。言葉も失われつつありますが、私達は適応する方法を学んできました。それに、彼とコミュニケーションを取る方法もあります。…普通とは異なる方法ですが」と明かした。

 ブルースさんは2022年3月に失語症のため引退を表明していたが、昨年2月、難病に指定されている前頭側頭型認知症と診断されたことをエマと元妻であるデミ・ムーアら家族が明らかにした。日本神経学会によると、前頭側頭型認知症は、おもに初老期に発症し、前頭葉と側頭葉を中心とする神経細胞の変性・脱落により、行動異常や精神症状、言語障害などを引き起こすものだという。

 介護体験を綴った『The Unexpected Journey:Finding Strength,Hope and Yourself on the Caregiving Path』を9月に発売予定のエマは、「普段とてもおしゃべりで、活発な」ブルースさんが、社交の場で「以前より少し静か」になったことから、彼の異変に気が付いたそう。「家族が集まると、彼は少し溶けてしまった感じになるのです。少し距離があるような、とても冷たい感じがしました。温かくて愛情深いブルースらしくありません。全く逆の雰囲気だったので、不安だし恐ろしかった」と振り返る。

 ブルースさん本来の姿を感じさせる瞬間は、3年経った今も、少し残されているそうだ。「何日もありませんが、そういう瞬間があります。彼の笑い方、ご存じですよね? 本当に心のこもった笑い方をするんです。それに時々、目の輝きや、にやりとした笑顔を見ると、昔に返った気持ちがします。でも、そういう瞬間はすぐに消えてしまうので、なかなか見られません」と続けた。

 なお、『Emma & Bruce Willis:The Unexpected Journey(原題)』は、現地時間8月26日にABCで放送された後、翌日から米HuluとDisney+で配信される予定。エマの著書『The Unexpected Journey:Finding Strength,Hope and Yourself on the Caregiving Path』は、9月9日に全米で発売される。

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