「歴代ベースボール映画ベスト10」発表、秀逸の10作品とは?

英エンタメサイトのDigital Spyが「歴代ベースボール映画ベスト10」を発表。実話に基づく秀作を中心に、1943年作品から2013年作品まで幅広いラインナップとなった。
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10月4日には日本でも実話に基づくベースボール映画の最新作『ミリオンダラー・アーム』が公開されるが、野球は日本の観客にも馴染みのあるテーマと言える。今回、選ばれた10本の明白な選考基準は不明だが、殆どの作品が日本で劇場公開されDVDなどがリリーされている。
まずは日本劇場未公開の『エイトメン・アウト』。米メジャーリーグ・ベースボールの最高峰ワールドシリーズの1919年の大会で八百長試合を行い、球界を追われた8人の大リーガーを描く。ケヴィン・コスナー主演の感動作『フィールド・オブ・ドリームズ』には、その8人の1人だった“シューレス”・ジョー・ジャクソン(レイ・リオッタ)が登場するが、同作は今回の10本に選ばれていない。
『がんばれ!ベアーズ』は弱小少年野球チーム“ベアーズ”の子供たちと、かつてはマイナーリーグ選手だった落ちぶれ中年男のコーチとの交流を描き、日本でも大ヒットしたファミリー向け作品。世界的にヒットし、製作された続編第3弾ではベアーズのチームが日本遠征という展開もあった。
ほか、実在したアメリカの女子プロ野球チームの活躍を描いた『プリティ・リーグ』や、ロバート・レッドフォードが遅咲きのルーキー=ロイ・ホッブスを演じた『ナチュラル』など、ハートフルな作品から史実に迫る作品が選ばれている。
英Digital Spy選出「歴代ベースボール映画ベスト10」は以下の通り。()内は製作年。
『エイトメン・アウト』(88)
『がんばれ!ベアーズ』(76)
『バング・ザ・ドラム』(73)
『プリティ・リーグ』(92)
『マネーボール』(11)
『Sugar(原題)』(08)
『打撃王』(42)
『ナチュラル』(84)
『さよならゲーム』(88)
『42 ~世界を変えた男~』(13)