<動画>閉店が決まった小さな商店…愛が詰まった感謝のドッキリに胸が熱くなる

米ニューヨークのレヴィットタウンにある1軒の商店で、粋なドッキリが行われた。ターゲットは10年に渡り、この地で店を営むオーナーのAvi Gandhi氏。仕掛け人は店を知る町の人々だ。
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「私を受け入れてくれたこの町が大好きだ。ここからどこにも行きたくないし、ここで死にたい」と語るオーナー。1日12時間、休むことなく店を切り盛りしてきた。その間に妻がガンと診断され、看病をする生活を送ったこともあったが、客たちが妻への気遣いの言葉を投げかけ、それが彼や妻を勇気づけた。
町の人々も「あの店は訪れた人を特別な気分にしてくれる。自分を特別な存在のように扱ってくれる」、「彼はみんなを知っていて、コミュニティを担っている」と店について語る。
そんな店が財政難に陥り、閉店を決意。そのことを知った店の常連客のデニス夫妻は、町ぐるみで店主にドッキリを仕掛けることにしたのだ。そのドッキリとは大勢でその店で買い物をすること。町にとって店がどれだけ大切なのかを伝えたいのだと、デニス夫妻は語る。
突然現れた大勢の客に店主は涙ぐみ、「今日は何かがおかしいよ」、「みんないいから、なんでもタダで持って行ってくれ!」と言う一幕もあった。
ネタ明かし後、店主が外に出ると町の人々が店主の名前をコール。みんなの愛情は店主にもしっかり伝わったようだ。「いいニュースは届けられないけれど、最後の日までがんばるよ」と、彼は大勢の前で断言した。