『マーニー』杏奈役の高月彩良、キスが武器の殺し屋に!「最初はとても緊張しました」

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ベストセラー作家・本多孝好による新感覚アクション巨編小説『ストレイヤーズ・クロニクル』が2015年に実写映画化し全国公開される。岡田将生、染谷将太らをキャストに迎えた本作だが、この度新たに『思い出のマーニー』でWヒロインの1人・杏奈役を務めた高月彩良の出演も発表となった。
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特殊能力を持つ若者たちの抗争と、そこに立ちふさがる政治家の姿を描く本作。『桐島、部活やめるってよ』(日本アカデミー優秀脚本賞)の喜安浩平と、『ヘヴンズストーリー』(ベルリン映画祭国際批評家賞受賞)の瀬々敬久監督が実写映画化に挑む。
今回新たに出演が明らかになった高月が演じるのは、主人公・昴(岡田)と対立関係にある、学(染谷)率いる殺戮集団「アゲハ」のメンバー・静。敵を幻惑させ動きを止め、さらにキスで毒素を注入し死に至らしめる特殊な能力を持つ難役だ。
今回の抜擢に対し、「昔から、特殊能力を持つ役に挑戦したかったので、決まった時はとても嬉しかったです。殺し屋役は初めてで、アクションにも初めて挑みました」と話す高月。
役については「静が人を殺すときが大変でした。役の設定で静はキスで人を殺すのですが、静は人を殺すときに悪気がなく、キスが武器なので仕方なくキスをするしかない。重くは考えていないんです。これまでのお仕事でキスシーンは経験がなく、最初のキスシーンはとても緊張しました」と苦労した点を挙げる。
また、今後の女優活動に対し「今回の作品でアクションの楽しさを知ったので、カンフーのようなものもやってみたいと思いました。ワイヤーアクションにも挑戦してみたいですね」と展望を語った。
監督に「彼女にピッタリの役はボンド・ガールだと信じています」と言わしめた高月の演技にも注目したい。
『ストレイヤーズ・クロニクル』は、2015年全国公開。