名優ジェームズ・スペイダー、『ブラックリスト』凶悪犯を「チャーミングな男」と分析
海外ドラマ
悪が悪を裁き、2014年最も“黒い”犯罪心理サスペンス・アクション海外ドラマ『ブラックリスト』。本作に主演する名優ジェームズ・スペイダーが、自身が演じた凶悪犯レッドの魅力について語った。
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『ブラックリスト』は、超A級犯罪者レイモンド・“レッド”・レディントン（ジェームズ・スペイダー）が、突如FBI本部にみずから投降し、犯罪者逮捕の協力を申し出るところから始まる。レッドは、世界中の犯罪者の情報を集めた“ブラックリスト”を頼りに＜犯罪コンシェルジュ＞となり、新人捜査官・エリザベスと共に1話ごとにあらゆる事件を解決してゆく。
新人女性捜査官に、凶悪犯が協力し事件を追うスタイルが映画『羊たちの沈黙』と重なることについてジェームズは、“檻に閉じ込められている人のイメージ”と“自分より若い女性との関係”というイメージ的なものから来ると分析。しかし、「このドラマの場合には実際の関係が存在し、それは（レッドが持つ）彼女に関する非常に具体的な知識に裏づけられている。これこそ、サイコパス的な執着の要素が色濃かった『羊たちの沈黙』と大きく異なる点だ」と本作ならではの特徴を紐解いた。
また、自身が演じるレッドについては“人の心をつかんで離さないチャーミングな何かがある男”と絶賛しており、「このドラマが好きな理由の1つはそこだろうね。彼のことがどんどん分かってくる」とすっかり彼に魅了されている様子。
本作では、これまで見ることのなかったスキンヘッドで登場し話題をさらったが、このことについて「彼（レッド）にとってこの上なく実用的。たとえば、どこかの洞窟に潜んでいても、自分で手入れができるヘアスタイルだからね。彼は身軽に移動しなくてはならない。ヘアスタイルもその一部なのさ」と気に入っているようだ。
『ブラックリスト』シーズン1 DVDは、10月22日よりレンタル開始。ブルーレイ＆DVD COMPLETE BOXは12月3日発売。
