『ワンダーウーマン』映画化、『ブレイキング・バッド』の女性監督を起用か

DCコミックのスーパーヒロイン『ワンダーウーマン』の映画化がワーナー・ブラザースにより進められているが、人気海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の監督・製作総指揮として知られるミシェル・マクラーレンが本作で監督を務めるべく交渉に入ったとVarietyが伝えた。
【関連】女優ガル・ガドットが演じるワンダーウーマン<写真拡大>
本件について、ワーナー・ブラザースの返答は「ノーコメント」だったそうだが、同社のクリエティブ部門の幹部グレッグ・シルヴァーマンがマクラーレン監督の腕を買っており、彼女に適した作品を探していたと、関係者が話していたという。
マクラーレン監督は『ブレイキング・バッド』のほか、『ウォーキング・デッド』や『NCIS』、『ゲーム・オブ・スローンズ』など、他のヒット・ドラマでもメガホンを握り、『ブレイキング・バッド』のスピンオフ『Better Call Saul(原題)』でも監督を務める。
DCコミックの人気スーパーヒロイン=飛行能力や怪力などの特殊能力を持つワンダーウーマンはアニメのほか、1970年代にはテレビドラマ版が製作・放送され、リンダ・カーターがコミックから飛び出たようなワンダーウーマンを演じ人気を博した。
映画実写版では、映画『ワイルド・スピード』シリーズのジゼル役で知られる女優ガル・ガドットがワンダーウーマンを演じるが、他のキャストやあらすじなどの詳細は不明だ。
ガル演じるワンダーウーマンはまず、スーパーマンとバットマンが共演する『マン・オブ・スティール』続編、ザック・スナイダー監督の『Batman v Superman: Dawn of Justice(原題)』に登場することが分かっている。『Wonder Woman(原題)』は2017年6月23日より全米公開予定。