ホラーの巨匠ジョン・カーペンター監督、初のソロアルバムを発表

『ニューヨーク1997』(81)『遊星からの物体X』(82)『ゼイリブ』(88)などを手掛ける巨匠ジョン・カーペンターが、ソロアルバム『Lost Themes』を2015年2月にリリースすると発表。監督はこれまでに自身の映画のサウンドトラックを手掛けることはあったものの、アーティストとして音楽をリリースするのは今回が初となる。
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過去にデヴィッド・リンチ監督の楽曲CDを発表しているレコード会社「Sacred Bones」よりリリースされる同アルバムの楽曲は、歌のないインストゥルメンタルミュージック。
『ハロウィン』シリーズや『ニューヨーク1997』のメインテーマはホラー・SF映画音楽の名作として親しまれているほどだが、今回のアルバムの完成にあたり「製作はとても楽しかった。今まで手掛けてきたような映画音楽と違い、今回は、役者に何をすべきか聞かれることも、スタッフが待つことも、公開の締切のプレッシャーもないんだ」とコメント。
また、「期限がないから、さらに完成された良いものを作ろうと思ったよ。そして、アナログだけに頼ることはやめた。これは全く新しい世界なんだ」と、音楽への並みならぬ情熱を語っている。
カーペンター監督のデビューアルバム『Lost Themes』は、2015年2月3日に発売。現在、同アルバムからのシングル『Vortex』がサウンドクラウドにて視聴可能だ。