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『テルマエ』ヤマザキマリ「海外は自由に描いている」 日本と海外のマンガ事情を語る

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マンガについて熱いトークを繰り広げたヤマザキマリとペネロープ・バジュー
マンガについて熱いトークを繰り広げたヤマザキマリとペネロープ・バジュー クランクイン!

 第3回海外マンガフェスタが23日、東京ビックサイトにて行われ『テルマエ・ロマエ』の漫画家・ヤマザキマリと、自身の初邦訳となる『ジョゼフィーヌ!』が発売されたばかりのフランスのイラストレーター・漫画家のペネロープ・バジューが、トークイベントを行った。ヤマザキは、海外のマンガについて「海外の作家さんは自由に描いている」と話し、日本と海外のマンガ事情を明かした。

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 海外マンガフェスタは、世界のマンガを紹介する日本初のイベントとして2012年に初開催され、今年で3回目。日本の“漫画”、フランスの“バンド・デシネ”、米国の“アメコミ”など世界各国の文化に根づくマンガを通じて、作家やファン、出版社などマンガを愛する世界の人々が交流できる場を目指しスタートした。
 
 日本のマンガイベントの参加が初となるヤマザキ。「マンガの発生国は気合が違う。規模が大きい」と驚きの表情を見せる。日本の漫画家とはいえ、海外で暮らすヤマザキにとっては同イベントも新鮮に映ったようだ。
 
 イベントでは、日本と海外におけるマンガ事情についてトークが繰り広げられ、フランス、イタリア、アメリカなど諸外国は「日本ほど細分化されていない」と語るヤマザキ。30代、40代女性に向けたもの、少年もしくは青年向けのものなど、日本では掲載する漫画誌によってそのマンガの内容がある程度カテゴライズされる。日本のそういう細やかさが、良いところでもあると話すヤマザキだが、反面「縛りが先にあると書けない場合もある」と心情を吐露した。
 
 最後は、5分間のライブペインティングが行われ、パジューは自身が得意とする女性の横顔を描いたイラストを、ヤマザキは『テルマエ・ロマエ』のルシウスを描き、イベントを盛り上げた。

 今年は、ヤマザキ、バジューのほか、日本からは『アイシールド21』『ワンパンマン』の村田雄介、日本を代表する漫画界の巨匠・松本零士もイベントに参加。それぞれ、『X‐men』『バットマン』と多くのヒーローのデザインを手掛けるアメコミ界の巨星ジム・リーと、圧倒的な存在感を放つ航空機のイラストを描くことで定評のあるフランスの作画家ロマン・ユゴーと対談形式でトークを繰り広げた。

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