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『テルマエ・ロマエ』新作、CLAMP参加「グリム」ほか、アヌシー映画祭でNetflixアニメ新情報

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アヌシー国際アニメーション映画祭2021「Netflixアニメ スタジオフォーカス・パネル」発表作品
アヌシー国際アニメーション映画祭2021「Netflixアニメ スタジオフォーカス・パネル」発表作品

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 Netflixの最新作を紹介する「Netflixアニメ スタジオフォーカス・パネル」が、6月15日、フランスで開催中のアヌシー国際アニメーション映画祭にてオンラインで実施され、『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』など新作アニメの制作エピソードとビジュアルが発表された。

【写真】ヤマザキマリ絶賛『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』など新作アニメ4タイトルのビジュアル公開

 ヤマザキマリの漫画を元に新たに制作するアニメシリーズ『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』は、映像作家・畳谷哲也が監督を務め、脚本を百瀬祐一郎、アニメーション制作をNAZが担当。ヤマザキによる前日談を含む描き下ろしエピソードなども盛り込んだ内容となる。

 Netflixとパートナーシップを結んで最初のオファーとなる本作について、ヤマザキは「漫画は出版の限界がありますが、アニメ化し色々な国に配信されることで、古代ローマと現代をつなぐお話を(より多くの方に)伝えられるので光栄に思いました」とコメント。また、この日解禁されたティザーアートとロゴを見て「ノヴァエにふさわしい」と絶賛した。

 CLAMPがキャラクターデザインでNetflixと初のタッグを組むアニメシリーズ「グリム」プロジェクト(タイトル未定)。脚本には横手美智子が参加し、WIT STUDIOがアニメーション制作を担当する。CLAMP自らが手がけたティザーアートも解禁。華麗な衣装を身にまとった3人のキャラクターが登場する幻想的なビジュアルとなっている。

 本作への参加について、CLAMPは「『グリム童話』への新しい挑戦となる本作品のキャラクター原案に、私達CLAMPを選んで頂いて本当に光栄です。そして、一アニメファンとしても、この物語がどんな驚きと新しい感情を与えてくれるのか楽しみでなりません」とコメントを寄せた。

 マーク・ミラー作品のアニメシリーズ『スーパー・クルックス』は、ボンズがNetflixとの包括的業務提携を2019年に結んで以降第1弾となる作品だ。監督を務めるのは堀元宣。今回が1人で監督を務める初の作品となる。佐藤大がシリーズ構成、三谷高史がキャラクターデザインとして参加する。主人公のジョニーとヒロインのケイシーを始めとしたキャラクターが一同にそろうキャラクターデザインも初公開された。

 ポーランドの人気ファンタジー小説を実写化し、大ヒットを記録したNetflixシリーズ『ウィッチャー』に続き、その世界をさらに拡大していくアニメ映画『ウィッチャー 狼の悪夢』は、実写版でタッグを組んだローレン・シュミット・ヒスリックがプロデュース、ボー・デマヨが脚本で再集結した。アニメーション制作を手がけるのはスタジオミール。

 クリエイターとのパートナーシップや制作会社との包括的業務提携などを経て、作り手とのよりダイレクトなコミュニケーションを強化した環境下で制作を行うNetflixアニメの新作。続報に期待したい。

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