最優秀アニメ賞に『かぐや姫の物語』 ロサンゼルス映画批評家協会賞発表
映画
米ロサンゼルス映画批評家協会賞が現地時間12月7日に発表になり、高畑勲監督のアニメ『かぐや姫の物語』が最優秀アニメ賞に輝いた。また、最優秀作品賞はリチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』が受賞した。
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『6才のボクが、大人になるまで。』はほか、リンクレイター監督が最優秀監督賞とパトリシア・アークエットが主演女優賞に輝いている。また同賞のほか、英国インディペンデント映画賞やニューヨーク映画批評家オンライン賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞などの賞レースを席巻している。
『かぐや姫の物語』は本賞のほか、ボストン映画批評家協会賞のアニメ映画賞を受賞しており、次点に選ばれた『LEGO（R）ムービー』とは賞レースで接戦を繰り広げている。ちなみにロサンゼルス映画批評家協会賞で日本のアニメが受賞するのは、2002年の宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』以来となる。
第40回ロサンゼルス映画批評家協会賞の主な受賞作品、受賞者は下記の通り。
■最優秀作品賞
『6才のボクが、大人になるまで。』
次点：『グランド・ブダペスト・ホテル』
■最優秀監督賞
リチャード・リンクレイター／『6才のボクが、大人になるまで。』
次点：ウェス・アンダーソン／『グランド・ブダペスト・ホテル』
■主演男優賞
トム・ハーディ／『Locke（原題）』
次点：マイケル・キートン／『バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』
■主演女優賞
パトリシア・アークエット／『6才のボクが、大人になるまで。』
次点：ジュリアン・ムーア／『Still Alice（原題）』
■助演男優賞
J・K・シモンズ／『Whiplash（原題）』
次点：エドワード・ノートン／『バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』
■助演女優賞
アガタ・クレシャ／『イーダ』
次点：レネ・ルッソ／『Nightcrawler（原題）』
■最優秀脚本賞
ウェス・アンダーソン 『グランド・ブダペスト・ホテル』
次点：アレハンドロ・G・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr／『バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』
■最優秀アニメ賞
『かぐや姫の物語』
次点：『LEGO（R）ムービー』
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